RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
<< 日本海波高し | main | 赤ちゃん取り違え事件解決 >>
初めての「体育の日」
 今日は、初めての「体育の日」。天気も良く、行楽地も賑やかだったようです。そんななか、パリーグでは逆転優勝を狙っていた西鉄が敗れ、鶴岡監督率いる南海が優勝を決めました。今日は南海は試合がなかったので、観客がいなかったのが残念ですが、鶴岡監督のからだが、秋晴れのなか宙を舞っておりましたです。これで日本シリーズは巨人対南海に決定ですね。



新聞斜め読み



「暗いベトナム打開の見通し 米国防長官がサイゴン入り」
(読売新聞昭和41年10月10日夕刊1面)


「【サイゴン支局十日発】マクナマラ米国防長官はカッツェンバック新国務次官、ホイーラー統合参謀本部議長をともない、四日間にわたり、ベトナムの実情視察のため十日午前八時五十分(日本時間同九時五十分)サイゴンに到着した。空港にはロッジ米大使、ウェストモアランド米軍司令官らが出迎えた。マクナマラ長官は空港で「ウェストモアランド司令官、ロッジ大使、チュー国家指導委議長およびキ首相と軍事情勢その他について協議する」と簡単な声明を発表したのち、米軍司令部でただちに会議を始めた。(中略)
 同長官は、アメリカが非武装地帯を地上軍で占領するつもりかとたずねられたのに答え「ノー、われわれの目的はいつもと同じであり、それは南ベトナム政府が北からの圧力を恐れることなく活動できるようにすることである。北ベトナムの共産主義瀬政権を倒すつもりはない」と語った。」


現在の戦況では、北ベトナムが南への浸透工作をやめるとは思えないので、アメリカとしても対応は難しいでしょうね。根本的な問題は、南ベトナム側がどれだけ本気で自国の領土を守る意思があるかによるんじゃないでしょうか。朝鮮戦争でも韓国側がかなり不利な戦況に陥ったことがありましたが、韓国人自身に防衛の意志があったために、最終的には38度線で踏みとどまることができたんだと思います。いくら米国が軍事力をつぎこもうと、肝心の南ベトナム人がやる気がないなら踏みとどまれないでしょう。



「ニセの一万円札二枚 同じ犯人か 上野で連続発見」
(朝日新聞昭和41年10月10日朝刊1面)


「八日夜八時半ごろ、東京都台東区上野くだもの店「ツルヤフルーツ」に若い男が買いものに来て、レジ係小沼芳子さん(一八)に一万円札を出して定価千円のウイスキー一本を買った。ところが手ざわりがおかしいので小沼さんが透かしを見たり、社長の塙さんに見せたりしているわずかの間に、男はつり銭をとらずに帰っていった。塙さんの届けで上野署員が調べたところ、ニセの一万円札とわかった。」


結構精巧な造りらしいですが、さらなる大事件につながるんでしょうか。九月に池袋で見つかった偽札に製法が似ているということです。



「「このバチ当りめが!」"被災者の悲しみ"を見物に 足和田 不見識マイカー族 口にガム 女性ひやかす」
(朝日新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「【富士吉田】山梨県南都留郡足和田村の台風被災地に、このところ都会から見物にくるマイカー族がふえ、事件のショックと深い悲しみから抜け出せないでいる地区民をひやかす若者もいて「あまりにひどすぎる」と怒りの声が地元からあがっている。」


野次馬なら野次馬らしく、野次馬の矜持を持っていただきたい。



「「とんでもない」と三人 オソマツ 落語家の盗難」
(読売新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「三遊亭さん生さんからドロボウ呼ばわりされたが、冗談じゃあない。寝ているあいだにポケットから金なんか盗んだおぼえはない。心外だ。」九日付け読売新聞朝刊社会面に掲載された「おそまつでした---ファンに盗まれる」の記事を読んだ学生三人が、同日昼すぎ読売新聞社に"真相"を聞いてくれ、と訴えるとおもに、東京・目白署に出頭した。(中略)
「"さん生さん"の記事に出てくる三人組というのは、ボクたちのことなんですが、ずいぶん、話が違うんですよ。あの夜(七日)十二時ごろ、スナック・バーであったさん生さんはベロベロ。"オレはさん生だ"なんていってましたが、小さなお嬢ちゃん(早苗ちゃん(三つ))が"おウチに帰ろうよ"ってベソかいているのに"ツキアイが悪いぞ"だなんてね。
 "さしつさされつ"といってますが、ボクら酒なんか飲まなかった。ココアとスパゲティだけ。勘定も自分で払った。そして、お嬢ちゃんがかわいそうなんでつきそって帰ることにしたんです。下宿が近いのでね。さん生さんの家の前までいったら、彼、カギもあけられないほどなんであけてあげた。ギターはたしかに聞かせてもらったが、ごちそうにはならなかった。(中略)
 さて、当のさん生さんだが「彼らだとばかり思っていたんですがね・・・そういわれれば、ちがうようだな。でも、落とすはずはないし・・・。とにかく間違ったらしいから、あやまります」。」


昨日のニュースの続報。昨日の記事では、『オチにもならぬ災難にガックリ。』とありましたが、さすがに落語家、見事にオチがつきました。"おウチに帰ろうよ"ってベソかいている娘に『ツキアイが悪いぞ』ってのは、いかにも落語家というセリフ。冷静に考えれば、三つの子供をノミ屋に連れ回すなんてヒドイ話なんですけど、いい感じの落語的わびしさを感じさせますです。最後の『とにかく間違ったらしいから、あやまります』てのも、『くやみ』の下手な挨拶のネタを聞いているみたいでいい。

(→At the Moment 2006年10月9日に関連の記事があります)


(三遊亭さん生さんは現在の川柳川柳さんです)




「これは迷惑な・・・ あす牛乳配達スト 相手はメーカー "卸値引上げ反対"と 都内の小売店」
(毎日新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「この十一日、東京の牛乳小売店二千四百店が一斉に"実力行使"し、一部の家庭で牛乳の配達がストップしそうだ。原乳価格の引上げをめぐり、いまたけなわの生産者と乳業メーカーとの"ミルク合戦"の雲行きをみて「卸売価格が上がったら、われわれは消費者とメーカーの板ばさみになってしまう」と結束しての値上げ防止第二戦線というが、乳業界はじまって以来というこの騒動を、物価高に悩む消費者側はどう受けとったらよいか---。(中略)
 乳がしぼられてから消費者の口に入るまでには、酪農家ー集乳団体ー乳業メーカーー小売店ー消費者というルートをたどる。駅のスタンドや店頭売りはごくわずかで、東京では牛乳を飲んでいる家庭の八五パーセントまでが月ぎめで小売店から配達を受けている(ことし二月、都の経済モニター調査)。小売店はいずれも四大メーカー(明治、森永、雪印、協同)の系列にはいっているからメーカーの市場占有競争のあおりで、小売店の間では激しい"お得意獲得戦"が演じられている。」


ストといっても、月ぎめでお金を払っている分はどうするんでしょう。配達してくれないから取りにいかないといけないんでしょうか?



「中原早苗の車暴走 酔いどれ運転」
(朝日新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「九日午前一時五十分ごろ、東京都北多摩郡狛江町の調布街道で女優中原早苗=本名深作早苗(三一)の運転する乗用車が暴走、電柱に接触したうえ、停車中の軽四輪乗用車にぶつけて大破させ、さらにシャッターを突破って店内に飛び込み、売物のガラスを割るなど約四十万円の損害を与えた。
 この事故で、中原の車も前部を大破、中原も右手などに五日間のけがをしたが、かなり酔っており、取調べの調布署員にくってかかる始末だったという。
 同署の調べだと、中原は前夜九時ごろから調布市の日活女優浅丘ルリ子さん方でウイスキーを飲み、帰宅途中の事故。」

取り調べの警官に喰ってかかったというんですが、どんなタンカときったんだろう。旦那の深作欣二監督の映画みたいな情景だったんだろうか。


今日の殺伐



「元プロレスラーが殺人 市川の知人宅 返す刀で自殺」
(朝日新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「【市川】九日夕四時十分ごろ、千葉県市川市橋本憲弘さん(五三)方ガレージで長男の優博(まさひろ)さん(三二)が、住所不定、元日本プロレス協会所属プロレスラー竹村年雄(四○)に刺されて即死、優博さんの長男、聖貴(ひろたか)ちゃん(三つ)も腕、肩などに二週間のけがをし、竹村も同家前で自殺した。
 市川署の調べによると、竹村は橋本さん方に乗用車を乗りつけて待ちぶせ、甲府市の昇仙峡から帰ってきた優博さんとガレージで二言、三言いい合ったとたん、長さ約五十センチの刀で優博さんの心臓など六カ所を刺し、聖貴ちゃんにも十カ所に切りつけ、同家の門の前にとめてあった自分の車のかげで胸を刺して死んだ。
 竹村は憲弘さんと同郷で、一時相撲界にはいったが、憲弘さんの世話で力道山のプロレス道場にはいった。素行が悪く数年前に退職金をもらって、事実上破門になり、憲弘さんの口ききで一時復帰したが、バクチにこったため三年ほど前、力道山が死ぬ直前に再び破門になっていた。」


自分の行為を棚にあげての逆恨みというヤツでしょうか。なにも三つの子供まで刺すことはなかろうに。



「大事故起こした一カ月後 坊やをひき殺す 免許切れ当日の札つき運転手」
(毎日新聞昭和41年10月10日朝刊15面)


「九日朝、東京杉並で電車事故の重傷から回復したばかりの用事が、無謀ダンプにひかれて死んだ。運転手は八月にも重軽傷9人の大事故を起こしたばかりの"札つき"。「どうせ免許取消しになるのなら」と免許証書き換えの申請もサボり、ちょうど期限切れの日の"殺人"だった。事故後一カ月以上、悪質運転手にハンドルをにぎらせることになった"スローモー行政処分"が問題となっている。
 同日午前七時四十分ごろ、杉並区上高井戸のせまい通りで三輪車で遊んでいた丹羽直樹ちゃん(二つ)はバックしてきた運転手、工藤勇治郎(二二)の小型ダンプに頭をひかれて一時間半後に死んだ。(中略)
 死んだ直樹ちゃんはことし五月二十日、友だちの田口千春ちゃん(一つ)を連れて花をつみに行き、現場から五○メートル離れた井の頭線浜田山第六踏切で二人とも電車にひかれ、千春ちゃんは死亡、直樹ちゃんも両足骨折で一カ月入院して最近やっと回復したばかりだった。」


加害者が二度目の大事故というのも驚きですが、亡くなった直樹ちゃんが、五月にも踏切事故にあっているというのが痛ましい。せっかく助かった命だったのに・・・。
| - | 22:20 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
今日のポイントは、牛乳配達スト。

なんと、当時は東京で85%の家庭で牛乳を配達して貰っていたらしいです。今では考えられない数字ですよね。大体は、スーパーの紙パック牛乳じゃないでしょうか。

同じ配達の新聞は今でも宅配制度を維持していますが、やがては牛乳配達のようになる可能性も高いのではないかと睨んでます。
| 産業ロック製作所長 | 2006/10/22 10:28 PM |










http://at-the-moment.sangyo-rock.com/trackback/120239