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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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タイのラジオ放送 ロシア語本焚書
 昨日の荒船運輸相の更迭で、一気に政局不安が広まりましたが、それに天気が反応したのか、12日夜、東海地方の豊橋市では記録破りの集中豪雨。新幹線がストップして各駅で夜明かしをする乗客が出た模様。名古屋駅では、業を煮やした新幹線の乗客が、駅長室に詰めかけたとか。

 今日はもう一つ小ネタ紹介。ケネディ米大統領暗殺犯人のオズワルドを射殺したジャック・ルビーの主任弁護人メルビン・ベライさん(五九)さんが、12日札幌市の北海道神宮で結婚式をあげたそうです。朝日新聞の朝刊15面の記事によると、お相手はテレビライターのパトリシア・モンタンドさん(三四)。何回か日本に来て、すっかり日本びいきなったベライさんが、故郷のモンタナ州によく似た北海道で結婚しようとはるばるいらしたそうです。元記事には写真があるのですが、新郎新婦は羽織袴にツノかくしと、完全な和装。しかし、日本語が全くわからないのに神式の結婚式とは。ちなみに誓詞は付添人が日本語で代読したとのこと。



新聞斜め読み




「"中国の文化消滅" プラウダ 文化革命を攻撃」
(読売新聞昭和41年10月13日夕刊2面)


「【モスクワ十三日発=タス】十三日付けのソ連共産党機関紙プラウダは「文化にたいする攻撃」という見出しで北京特派員電を連載、要旨次のように報じている。
 一、中国共産党の第八回党大会で採択された文化にかんする決議はすげて忘れ去られ、いまや"毛沢東主義の著作を学び、その教えに従え、彼の良き兵士になれ"---という唯一のスローガンに置き換えられている。"文化革命"という名のもとで進行している政治的粛正運動、その過程で"知識は力"というテーゼが激しい攻撃にさらされているわけだ。
 一、その他外国文学の翻訳書を含む数百万冊の書物が、本屋、図書館、個人の蔵書から姿を消しつつある。これらの書物は三輪車や自動車でクズ集めの特定場所に運搬されており、その場所の数はいまや本屋の数よりはるかに多い。その本屋も整理のため数多くが閉店中だが、再開店したさい毛主席の著作とその写真、毛思想を学習した英雄たちの本---以外になにも売るものがない状態だ。」


スターリン時代のことを考えると、『お前が言うな』という感もありますが、逆にあの逆境を生き延びてきた人たちの意見なので、重みがあるとも言える。



「広州でロシア語の書物焼く」
(毎日新聞昭和41年10月13日朝刊3面)


「【香港十一日AP=共同】中共から当地に戻った旅行者が十一日明らかにしたところによると広州市で過去三日間にわたり反ソ・デモが行なわれ"ソ連は中国人民の最大の的"といったポスターが張り出されたほか、紅衛兵により学校および図書館のロシア語書物がすべて焼き払われたといわれる。」


一方、中共は現在こんなご様子。聞く耳持ちません。



「ブラント市長 東ベルリン訪問」
(読売新聞昭和41年10月13日夕刊2面)


「【ベルリン十二日発=AP】ベルリン市スポークスマンは十二日、ブラント西ベルリン市長兼社会民主主党党首は十二日夜、アブラシモフ駐東独ソ連大使の招きを受け東ベルリンで夕食をともにしたと発表した。
 消息筋によると、ブラント市長が東ベルリンを訪問したのは一九六一年八月、東ドイツがベルリンの壁を築く数か月前の復活祭以来のことであり、同市長は米軍のチャーリー検問所を通り、車で東ベルリンにはいったが、ベルリンの壁構築以来ドイツ人がこの検問所を使用したのははじめてである。」


有名な、チェックポイント・チャーリーですが、ブラントさんが初めてのドイツ人通過者だったんですな。アジアで東西がもめると、欧州で逆方向の力が働いて融和に向かうみたい。両陣営とも二正面作成は避けたいでしょうからね。



「CMに共産主義者への暗号 タイでラジオ番組に禁令騒ぎ」
(朝日新聞昭和41年10月13日朝刊14面)


「【バンコク=石川特派員十一日発】「アナウンサーの悪フザケの度がすぎる」「暗号を使って共産主義者に通信を送っている可能性がある」といった理由で、タイ政府は十一日からラジオのコマーシャル、電話リクエスト、ディスクジョッキー番組を全面的に禁止してしまった。タイには百近い放送局があるが、資金源のコマーシャルを禁止されてアゴをだす局が続出、タレントの失業問題もおきている。タイに進出している日本の広告会社も、このとばっちりで大あわてだ。
 タイのラジオ放送局はほとんど陸海空の三軍と警察、情報局などの政府機関でやっている。といっても、兵隊さんやお巡りさんの小づかいかせぎといった色あいが強く、せいぜい十人ぐらいのスタッフをおいて、コマーシャルのスポンサーから金をもらって番組を流している局が多い。
 こういった局では、アナウンサーもほとんどが兵隊さんやお巡りさん、職場の声自慢の連中だ。
 だからというわけでもあるまいが、百近くなった局がたがいに競争するせいもあって、最近"素人アナウンサー"の悪ふざけぶりがいささか度を越すようになっていた。(中略)
 コマーシャルも、面白半分にスポンサーの名を早口で数十回くりけしたり、たとえばクスリの宣伝なら、アナウンサーの即興でどんな病気にもきくような無責任な放言をする。
 こうした実情を知って、タノム首相兼国防相が「こんご三つの番組はまかりならぬ」と禁令をだしたのは九月下旬、同時に首相は「一部のコマーシャル番組の中に暗号が組み込まれていて、東北タイの共産ゲリラや北ベトナム、北京に通信を送っていた疑いがある」と指摘して国民を驚かせた。」


面白い記事ですね。禁止命令自体よりも、軍人や警官の小遣い稼ぎ放送局というのがタイのラジオの実態だという点が興味深かった。ちなみに、この禁令のせいで、広告料が取れなくなり、百近い放送局のうち、八十局が電波を出せなくなってしまったそうです。



「日本人同士が暴力 日共・中共離反で波紋」
(日本経済新聞昭和41年10月13日朝刊2面)


「【北京十二日=鮫島特派員】日共の"反中共路線"明確化以来、日共と中共の離反は北京でもさまざまな事件を引き起こし、北京在住の日本人留学生や中共の政府機関で働く日共党員の除名さわぎや暴行事件がひん発しているが、この波紋はついに日本人の間で壁新聞が張り出されたり、日共を批判攻撃する文書の配布にまで発展している。特に、「赤旗」の北京特派員、細野順一氏が「反中言論」を在北京の日本人に広め、日中友好青年交流を意味のないものとして批判したため、日本人留学生に暴行を受けた事件が、中共側公安当局の乗り出しによって各国外交筋の間でも話題になっている。
 さらに最近、「赤旗」が反中的正確の傾向を強くしているとの壁新聞が現われるにいたり、「赤旗」特派員の北京での行動は在北京日本人に反中姿勢をとらせようとするものだとして、中共側も非公式ながら"スパイ行為"だと指摘している。」


異国でいざこざ起こす前に、国内であらかじめ精算しておいていただきたい。



「ジャカルタで漢字追放 軍司令官が指令」
(日本経済新聞昭和41年10月13日朝刊2面)


「【ジャカルタ十一日AP】ジャカルタ地区軍司令官は同市内のあらゆる漢字を引きはがし、ローマ字と置き換えるよう指示している。これは同市内で反中共キャンペーンが盛り上がってきた最初の兆候だが、メダンや中央ジャワのスマランではすでに激しく盛り上がっている。メダンでは約七千人の華商が、中共へ帰るため船を待っている間、学校へ押し込められた。」


昨年の、九・三○事件に続く反共クーデター騒ぎの中でかなりの数の中国系の共産党員が殺されたという情報が出ていましたが、また危険な状況になってきたんでしょうか。



「巨人カードに圧倒的人気 テレビ・ナイターの視聴率」
(読売新聞昭和41年10月13日朝刊10面)


「今年の各地でのテレビ・ナイター中継の全視聴率調査(九月四日現在)が、このほどニールセン社でまとめられた。
 それによると、関東の五局で放送した試合数は、セ、パ両リーグとオールスター戦で百四十六試合、平均視聴率は十七・一%だったが、セ・リーグは、平均をずっと上回った二二・四%で、パリーグの三・四%、オールスターの二二%をしのいでいる。
 セ・リーグのうちでも、巨人のかんでいるカードは、圧倒的な人気をおさめ、二二・九%を占めているが、中でも、巨人対中日、巨人対大洋は、それぞれ二六・四%、巨人対サンケイが二四・七%、巨人対阪神が二○・一%、巨人対広島が一九・四%となっている。」


読売新聞の記事なので、巨人を持ち上げようという意図は分かるんですが、セパの格差がここまであると、プロ野球界全体を考えれば将来的に危ないような気がするのですが...。



「わかりにくい中野駅ホーム 行先が時間で違う 当分続く乗客の戸惑い」
(朝日新聞昭和41年10月13日朝刊16面)


「「わかりにくい」「どれに乗ればいいのか」---国鉄中野駅を乗降する客から、このところ、こんな苦情や訴えが多い。一日十七万人と中央沿線では、上位の客数を誇る駅だが、これをさばく電車が四つのホームに入りまじって六種類出入りするのが原因。駅員は「日本一の複雑さ」と頭をかかえ、東鉄でも目下解消策はないという。
 同駅は、この三月からはじまった営団地下鉄東西線の乗入れで、ホームがこれまでの二つから四つにふえたのはいいが、これにつれて同じホームに入ってくる電車でも、時間によって行先が違ったり、地下鉄と中央線が一本おきに出入りしたり。駅員さえ「わたしたちだって、時刻表を見なければまちがえる。ラッシュのしり押しからは解放されたが、こんどは乗客の問合わせに悩まされている」とこぼしている。(中略)
 昼の場合、下りの荻窪方面に行く電車は各駅停車の一番ホームの中央線と、三番ホームの地下鉄から乗入れる電車とがあり、どちらが先に発車するのか乗客にはよくわからない。荻窪より先へ行くには六番ホームにまわらなければならない。」


こりゃ不便。中野駅を使った人なら分かるでしょうが、一番ホームで荻窪行きを待っていたら、三番ホームに先に東西線の荻窪行きが来て、いそいで三番ホームに回ったらドアが閉まってしまって「チクショー」とか言ってたら、次は一番線に荻窪行きがきて、また走っていって間に合わなかった、なんてことがあるんですよね。東西線と中央線各駅でホームを統一すればいいのに。



「種子島でも変なふるまい 大森議員 過労でノイローゼ?」
(毎日新聞昭和41年10月13日朝刊15面)


「【鹿児島・種子島・指宿】国会で追及されている共和精糖グループに対する過剰融資問題の火付け役となった社会党の大森創造参院議員(四八)は十二日、鹿児島県庁で記者会見したさい、奇行を繰り返したが、その後、種子島い渡ってからも奇行が続き、強度の神経衰弱ではないかと心配されている。(中略)
 種子島の中種子町にある国民宿舎"つまべに荘"での昼食では源田、鹿島両委員の食卓の上に足を乗せ「二人はオレの部下だ。陳情があるなら科学技術庁より先にオレに連絡せよ」と暴言をはいた。さらに記者団が食事中、クツ下のまま土間におり、歌を歌いながら踊り出した。またロビーで記者団に「会見しよう」と申し入れ二階に上がりかけたが、階段の途中にある踊り場ですわり込み「疲れた」と泣き出した。
 このため源田委員らが記者会見をしたが、この席にまたフラフラと現われ「オレは織田信長が大好きだ」といって会見を妨害した。竹崎でも「鉄砲伝来の地、門倉岬を背景に、織田信長を写してくれ」と記者団に注文し、タテ(殺陣)のポーズをとり、出迎えの人を驚かせた。」


昨日の続報。ともかく、悪いことはいいませんから、なるべく早く医者に行って、しっかり休養した方がよろしいかと思います。

(→At the Moment 2006年10月12日に関連記事あり)




今日の殺伐



「片思いの男の放火 杉並の焼身自殺」
(朝日新聞昭和41年10月13日朝刊15面)


「調べでは、関根は四日ほど前、瀬口さんに電話で「おまえたちの家庭をこわしてやる」とおどしたあと、瀬口さんの妻喜江子さん(二七)に会わせろと迫っていたが、放火自殺した十二日にも瀬口さんに電話し「会わせないと家に火をつけるぞ」といきまいたという。喜江子さんが三カ月、坂戸市にある実家へ里帰りした時から関根は喜江子さんに思いを寄せていたらしい。」


昨日の事件『遊びにきた男が放火自殺 杉並の美容院で』の続報。全然『遊びに来ていた』んじゃないじゃないですか。いい加減だなぁ。

(→At the Moment 2006年10月12日に関連記事あり)



「家出少年が集団生活 盗み、おどし、非行の限り」
(読売新聞昭和41年10月13日夕刊2面)


「海水浴場で知り合った少年から四回にわたり百十数万円をおどしとっていた家出少年グループが、恐かつ、盗み、傷害などの疑いで十三日までに東京・三鷹署に逮捕、補導された。グループはアパートの一室でごろ寝、奪った金で買ったくるまで、交通事故を起こして逃げるなど"犯罪意識ゼロ"の無軌道ぶり。逮捕されたのは、主犯の三鷹市、無職S(一九)ら少年六人。このほか少女六人をふくむ九人が同じ容疑で逮捕され、少年四人が指名手配された。(中略)
 グループは、ことし八月、愛知県の特別少年院から出院したSを中心に武蔵野市吉祥寺や新宿のキャバレー、ダンスホールなどで知り合ったもので、全員が東京、神奈川、静岡、九州などからの家出少年少女。」


典型的な"愚連隊"の集団。Sが出院したのが八月だから、2カ月もたたずにグループができあがっていた様子。Sの元に集まったのは、かねてからの友人だったのか。もし、出院後に知り合った人間のグループだとしたら、恐ろしく早いネットワーク形成ですね。



「坊や水死、涙の披露宴 東京プリンスホテル 父母と離れプールに転落」
(読売新聞昭和41年10月13日朝刊15面)


「十二日午後、大安吉日でにぎわう東京・芝の東京プリンスホテルで、結婚式にきていた二つの坊やがホテルのプール
に落ちて死んだ。父親が友人の披露宴の受け付け、母親が久しぶりに会った人たちとあいさつをかわしていた間の事故で、夫妻は盛装のまま愛児の遺体を抱きしめていた。(中略)
 同ホテル・ナイトマネージャー、高橋谷広さんは「まさかこどもが一人で行くとは考えていなかった。これからはプールの入り口を水ぎわにサクを設け、危険防止をはかりたい」といっている。


結婚式に幼児の事故死とは、なんとも悲惨な事件ですが、読売新聞の社会面の文章には、戦前の雑報記者のニオイが濃くのこっていますね。『盛装のまま愛児の遺体を抱きしめていた。』なんて、明治・大正の懐かしい雰囲気がちょっと感じられます。
| - | 12:03 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
本日目に付いた記事は、結婚式会場での幼児の死。記事の論調として、会場のホテルを強く非難していないところが印象に残りました。今だったら、プリンスホテル側の管理責任がもっと攻撃されていたでしょうね。

これは、新聞社が現在よりも、プリンスホテルといったような大広告主に遠慮する体制だったからなのか。あるいは、現在よりも、親の子供に対する管理責任を強く求める社会だったからなのか。どっちなんでしょう?

もう一つは、中野駅の複雑さ。これは現在に至っても、一向に改善されていません。JRさん東京メトロさん、なんとかして下さい。
| 産業ロック製作所長 | 2006/10/28 12:34 PM |










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