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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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文革包囲網
朝日新聞らしからぬ大問題な見出しの記事がありました。

「白と黒半々のシャム双生児 フィリピン紙報道」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊14面)


「【マ二ラ十四日発=AFP】当地の新聞によると、中部フィリピンでこのほどシャム双生児が生れたが、一方は白く一方は黒かったという。この子どもたちは、出産後間もなく死亡したが、母親はマクタン空軍基地の行商人で、二十五歳である」

東京医科歯科大学の大倉興司博士(人類遺伝学)のコメントによると、一番あり得るのは、双生児の内の一人が先に死亡していて血行障害で暗く見えたのではないかとのこと。もし、両者が生きているうちにあきらかに色が違っていたとしても、理論的には混血(白人と黒人の混血ということでしょうね)はありえず、双生児のうち片方がアルビノ(白子)状態だったのでは?ということでした。



新聞斜め読み




「来週にも東欧第一書記会議か 「世界党会議よびかけ」」
(読売新聞昭和41年10月15日夕刊2面)


「【モスクワ十四日発=AFP】きわめて消息に通じたソ連筋が十四日夜語ったところによると、ルーマニアを除くソ連圏社会主義諸国共産党の第一書記会議が、中国問題を討議するため、来週あるいはおそくともソ連十月革命記念式典がモスクワで行なわれる十一月はじめ開催されるかもしれない。同筋によると、同会議は中国の文化大革命を共同で非難し、世界共産党会議開催を呼びかけることになろう。またこのほか、東西欧州諸国共産党の指導者による会議が、同様の問題を討議するため、十一月か十二月にモスクワ、あるいは他の都市で開かれる可能性もある、と同筋はみている。」


ソ連の対中包囲網の総仕上げというべきか、まず東欧の共産党会議を開き、それから反文革世界共産党会議を開く予定とか。



「ユマニテ(仏共産党機関紙)の中共批判 マルクス主義逸脱 革命とは文化遺産の破壊でない 紅衛兵への抵抗こそ"健全"」
(毎日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「【パリ十三日三好特派員】"紅衛兵"のキャンペーンが中共の国際的孤立化をいよいよ決定的なものとしてきたが、モスクワが運動の組織者、林彪国防相、さらに中国人民の団結の象徴である毛沢東主席の名をあげて、それまで押えていた露骨な北京批判を打ち出したのに応じて西欧資本主義諸国の共産党も一せいに中共非難の火ぶたを切った。フランス共産党機関紙"ユマニテ"は九月二十六日から七回にわたって"中国はどこへ行く"と題する一連の大研究報告を発表して"文化大革命"と"紅衛兵活動"の現実を分析、党指導層の"反マルクス・レーニン主義的"な逸脱にきびしい批判を加えた。」


上の記事に関わりますが、クレムリンからのGOサインが出たのでしょうか、西側の共産党からも中共批判が出てきました。



「北京派が全国大会 伊共産党、分裂の危機」
(毎日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「【パリ十四日三好特派員】イタリア共産党の親中共分派の主力たる"イタリア・マルクス・レーニン主義運動"は十四日からリボルノ市で初の全国大会を開き”新イタリア共産党(マルクス・レーニン主義党)"を結成する予定だが、西欧最大の共産党といわれる同党は分裂の危機に直面した。十一日ローマで開かれた党中央委における演説で、ロンゴ書記長はこの分派活動の問題を事実上無視したが、ロンゴ書記長は、この演説でイタリア共産党として初めて中共非難を公然と打ち出した。イクリア共産党はトリアッチ前書記長の"ヤルタ遺書"に基づいて、これまで少なくも公式には中ソ分裂のなかで中立を守ってきていた。"イタリア・マルクス・レーニン主義蓮動"は三年前発足、イタリアの約二十都市に地方通信員と支持クループを持ち、また北京に特派員を派遣している。」


一方、イタリアでは中共批判が内部分裂の引き金になりそうな勢い。ついに文化大革命が西欧に飛び火したようです。



「延安でも林彪熱高まる 案内者、野坂氏に触れず」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「延安には当時日本共産党の野坂参三氏が滞在して、日本人を集めて労農学校を開いていたので、その学校の跡や野坂氏の住居の跡も残っていて、日本人観光者には必ずその説明をしていたが、中山氏の話によると、日共と中共との関係悪化を反映したのか、中国旅行社の案内者は野坂氏のことには全然ふれなかったという。」


観光地にも日共と中共の仲違いの暗い影が...。ここら辺の縦の統制がキッチリとれているところが、さすが共産国。



「北爆、最高の一七三波 米軍は朝鮮戦争上回る」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「【ワシントン十四日発=AP】米国防総省が十人日明らかにしたところによると、南ベトナム駐留の米軍は現在三十二万八千人に達し、朝鮮戦争における米軍兵力の最高時である五三年六月の三十二万七千人を千人だけ上回った。これは両国駐留兵力の比較だが、それ以外の支援部隊を含めると、朝鮮戦争の最高兵力四十七万二千八百人に比べ、約六万人少ない約四十一万人である。」


ソ連と中共にとっても泥沼の様相のあるベトナムですが、やはり米国に大しての影響はそれ以上のものがあるようですね。いわゆる"兵力の逐次投入"というカタチになっているのではないかと。



「住宅や職をあっせん ソウルで平新艇の"帰郷勇士"を歓迎」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「【ソウル=岡井特派員十四日発】先月二十八日、日本から韓国に送還された北朝鮮漁船「平新艇」乗組員ら帰順勇士ソウル市民歓迎大会が十四日午前十時からソウル市民会館で開かれ、市民、学生ら約三干人が会場を埋め、金(キム)ソウル市長が「ソウル市民証」を贈った。またソウル市から乗組員らには住宅も与えられ、自動車組立ての韓国総業や生命保険会社、交通機関などへの就職もあっせんされた。市民らからの救援物資も驚くばかりで、背広二十四着、定期預金通帳二万ウオン(二万八干円相当)ステレオ四台など山のように贈られた。」


「北朝鮮へ九人帰国」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊3面)


「【KNS=東京】新義州十三日発の朝鮮中央通信によれば、平新艇の乗組員たちは十二日午後、新義州に着いた。また平壌十四日発の同通信によると、平新艇の乗組員九人とその家族は日共、社会党、総評、日朝協会はじめ日本の漁業団体などに感謝電報を送った。」


歓迎ぶりも、南北朝鮮のライバル争いの場ですな。それにしても、北朝鮮側の人は忘れずに日共と社会党と総評に礼状を出すところがエライ。義理堅い。



「来年中に記念塔建設 万国博会場の千里丘陵」
(朝日新聞昭和41年10月15日朝刊14面)


「【大阪】日本万国博協会は十四日、四十五年三月十五日に万国博が開会されるまでの長期スケジュールを発表した。(1)敷地造成は来年はじめから(2)出展申込みの受付けは来年四月から(3)展示館の建設は四十三年秋から---が骨子となっている。とくに記念塔は来年中に建設を終り、高さ百余メートルのたくましい姿を千里丘陵にそびえさせ「万国博へどうぞ」と、開会の二年前からムードをかきたてることにしている。この記念塔は、会場内で一番高い標高七十メートルの丘の上に建設され、総工費は十億円。塔を中心に会場内をスカイウエーが走り、また、会場全体を見おろせる開店展望台もできるので「楽しい設計にしたい」と同協会はいっている。」


二年も先行でシンボルタワー建設ですか。かなりインパクトのある建物じゃないと持たないですね。どんな設計になるんでしょうか。
| - | 23:57 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
万博会場のシンボルタワーですが、ご存じの通り岡本太郎の傑作太陽の塔です。万博協会の思惑通りの大インパクト作品。

なんでも、かなり老朽化がすすんでいて、一部では取り壊し案が出ているとか。

しかし戦後の昭和の建造物で、この塔を残さずに何を残すのかという気がするんですがねぇ。
| 産業ロック製作所長 | 2006/11/01 12:35 AM |










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