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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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バナナの秘密
 自動ドアと言えば電動ですが、電気を使わない装置が発売されるそうです。

「新製品コーナー 電気使わない自動ドア装置」
(日本経済新聞昭和41年10月18日朝刊12面)

「ジエルコは無動力自動ドア装置"アリバー"を開発、近く市販する。
 この当地はドアの前にあるマットの下に流体(鉱物湯)を入れた嚢(のう)を装置し、人がマットを踏むと流体を圧縮、その圧力をパイプを通してドア開閉用ピストン機構に伝達、ドアを開く仕かけ。閉じる時はマットのスプリングの力で静かにドアが戻るようになっており、電気装置などはいっさい使わない。」

小売価格も電動式の約半分の7万円前後とか。維持費もかからず、小規模店舗向けにうってつけとか。電気代がいらないってだけで維持費は安くなりそうですね。




新聞斜め読み




「"民主化"へ向かうソ連 "豊かな社会"実現へ」
(毎日新聞昭和41年10月18日朝刊4面)


「この十九日は故鳩山首相がモスクワに飛び、ブルガーニン首相との間に日ソ共同宣言を調印、国交を回復させて十年になる。十年の歩みは日ソ両国関係にとっても、互いに接近し合う歴史的な十年であったが、ソ連自体にとっても大きく変化を遂げた転換期であった。一九五三年のスターリンの死に始まる非スターリン化の時代、この時代を推し進めたフルシチョフの劇的な失脚、そして現在のBK(ブレジネフ・コスイギン)時代の新たな集団指導性の展開、と、いくつかの結節点を送り迎えしながら、ソ連は変容しつつある。中ソ対立の激化、ベトナム戦争をめぐる米ソ共存関係の冷却化など、この間にきわだった国際情勢の変化も、平和維持の観点からソ連の立場をいよいよ微妙かつ重大なものにしている。だが、こうした内外情勢の変化の中で、変わらざるものは西欧流にいえば"自由化"---ソ連指導者が好んで使う表現にしたがえばソ連社会の"民主化"の潮流である。」


共産制県下で「豊かな社会」が実現できれば、いわゆる「自由陣営」への最大のプレッシャーでしょうから、ブレジネフ氏もここが正念場でしょう。BK政権は、フルシチョフの流れをついで、国防・重工業建設だけでなく、消費財・農業振興をはかっているようですが、果たしてうまくいくでしょうか。



「各党、世論調査にショック」
(毎日新聞昭和41年10月18日朝刊2面)


「社会党の成田書記長は、支持率の低下が自民党より社会党の方が激しいというデータにガックリ。「派閥争いがひびいたかな」と首をかしげながらも「あまり佐藤内閣が不人気なので、作為的に野党の方もサジ加減したのではないか」ととんでもないやつ当たり。これにひきかえ西村民社党書記長は「自民党の腐敗政治を阻止できず、いままで政権をとらせていた野党にも責任はある。政党に対するこの不信感が、議会政治そのものに向けられることが恐ろしい。昭和初年、日本は三大強国といいながらも、国民生活は苦しく、政党は腐敗し、このため暗殺事件が相ついで、五・一五事件が起きた」と、昭和史を思い起こしながら、全政党の深い反省を強調した。」


昨日の毎日新聞の世論調査を受けての発言。各党軒並み下げ基調なんですから、民社党の西村さんの認識が正しいといわざるをえませんね。



「食いものにされるバナナ 奇怪な輸入組合の内幕 電話一本で甘い汁」
(日本経済新聞昭和41年10月18日朝刊12面)


「十七日の衆院決算委員会でいろいろな疑惑に包まれているバナナ輸入問題が取り上げられたが、この問題については警視庁もすでに内偵を始めている。そこで輸入業者の実態や、自由化後のバナナ騒動を中心に「うわさの温床」にスポットを当ててみた。
 バナナ輸入は、「電話一本でできる」「一生食いはぐれがない」といわれるが、それはバナナ輸入業者のなかに「ペーパー業者」と「ダミー(かえ玉業者)」があるからだ。ペーパー業者は割り当てワクを横流しして、ワクの権利だけでおうける業者。ダミーは少しでもワクを多くとろうとする業者がつくったワクとりだけの"子会社"。電話一本で商売するこれらの"輸入業者"は全体の九割にも達するという(警視庁の話)
 昨年九月、正式に通産省の認可を得た日本バナナ輸入組合には千六百数十社のうち六百九十七社が、輸入実績にもとづいて加入を認められた。ところがこの六百九十七社のうちまともに輸入業務をしている会社は七十社ぐらいと、同組合の幹部はいっている。
 国府の貿易業務監督機関である外資会と日本バナナ輸入組合との間に毎年秋ごろ、年間の輸入実績が決められる。これにもとづいて組合では業務委員会で加入六百九十七社への割り当てを決定する。総量の一○−二○%は平等割り、残りは前年度の実績(割り当て率)による。組合の事務局は小さいところで五、六百カゴ、大きいところは数十万カゴの割り当てを各業者に電話で知らせる。ペーパー業者は割り当てを横流しするだけだから、この事務局からの電話をいったん受け、この数字をさらに実際の輸入業者に知らせればすべては終わり。これだけのことさえしていれば毎年毎年、永久に一カゴ千円といわれるリベートがころげこんでくる(東京・神田市場のある仲買い業者の話)仕組みになっている。
 またこんな例もある。組合の事務局で、割り当てを知らせる電話を業者にかけたところ「チン、ジャラ、チン、ジャラ」というパチンコの音がひっきりなしに聞こえてくるものがあるという(同組合事務局員の話)。つまりほんとうの商売はパチンコ屋というわけ。パチンコ屋だけではない。トルコぶろ、キャバレー経営者、おでん屋さん、菓子屋さんといったものもあるようだ。
 ある政治家が関係しているといわれるペーパー業者の事務所は、国会近くの近代的ビルの一室にある。この会社は自由化後、組合一本化の直前に、一回の輸入実績を作って加入した。このようなかたちのペーパー業者がバナナをめぐるとかくのウワサを呼ぶ原因だ。(中略)

 これまでのいきさつ
 三十八年四月バナナの輸入が自由化された後、日本の輸入業者は競って台湾に出かけ台湾側の輸出団体に多額のプレミアムを払っては輸入契約をとりつけていた。プレミアムはしだいにつり上げられ一カゴ千円以上にものぼった。このためみかねた通産省は、業界の輸入秩序の正常化をはかるため、輸出入取引法にもとづく輸入組合結成の方針をかためた。同法によると一品目について一つの組合しか設立が認められておらず、組合ができれば輸入はすべてこの組合を通さねばならなくなる。
 この通産省の意向にそって四十年六月、輸入業者の大手七団体が中心となって「日本バナナ輸入組合」を設立、それに前後して、大手業者中心の組合結成に反対する地方業者、加工業者が「全国バナナ輸入組合」「全日本バナナ輸入組合」という第二、第三の組合を結成した。
 この三つどもえの認可合戦当時多くの代議士を通じて政治工作したといわれ、しかもその後、同組合に通産省から役人二人が組合参事としてはいったこともあって、あとあと政治家や官僚をめぐるうわさもいろいろ取りざたされている。
 結局、三組合の認可合戦も三カ月後の九月には、通産省の意向通り、日本バナナ輸入組合に認可がおりた。」


昨今話題の、いわゆる「バノコン」の一つのバナナについて、日経に詳しく載っていたので引用しました。根本的には、異国情緒ある果物としてバナナの人気がとても高いので、プレミアムをつけても購入したくなるんでしょうね。バナナ人気が一段落つけば、ヤミ業者の跋扈も納まるんでしょうが。



「ポケットベル 携帯無線呼び出し機 いよいよ実用化 電電公社に業務を委託」
(日本経済新聞昭和41年10月18日夕刊7面)


「新谷郵政相は十八日の閣議後の記者会見で「ポケットベル」業務を電電公社に担当させることを明らかにした。
 「ポケットベル」は携帯無線呼び出し機で、いつでも親局から呼び出せるもの。すでにアメリカでは大々的に実用化されている。呼び出し方法は電話のダイヤルを回すだけで回された番号のポケットベルが鳴るという片道連絡方式。(中略)
 郵政省、電電公社の考えでは「ポケットベル」はジャーナリスト、医者、セールスマンなど外の仕事が多い業種に向いているが、周波数に制限があるので具体的にどの業種に優先的に認可していくかなどについては今後こまかく検討をしたいという。」


便利は便利ですが、外回りのセールスマンなんかは、今よりも会社の時間管理が厳しくなりますなぁ。世知辛いもんです。



今日の殺伐




「幼女突き落とし殺す? 橋下に死体、母親も追及 日立」
(読売新聞昭和41年10月18日朝刊15面)


「【日立】十七日午前八時三十分ごろ、茨城県日立市鮎川町の市道にかかる鮎川橋から八・六メートル下のコンクリート橋脚台に、幼児の死体があるのを通りかかった人がみつけ、日立署に届け出た。死体の左目と鼻の間には切り傷があり、手術で縫ったときの糸がまだ抜いてないため、日立市内の病院をしらみつぶしにあたったところ、同日夕になって、同市無職佐藤四津江さん(二六)の長女初枝ちゃん(三つ)とわかった。(中略)
 十七日夜の調べでは、四津江さんは「十六日夕、友人の男二人と日立駅前で話をしていたところ、男たちが初枝をつれていってしまった。二人に問いただしても答えないので、はぐれたのだろうと思い、朝になったら警察に届けようと思っていた」と供述。なぜ、男たちが初枝ちゃんとつれてゆくのにまかせたのかなど、肝心の点はこたえなかった。
 警察では(1)四津江さんの供述があいまいなこと(2)現場は、四津江さん方から約八キロ離れ、三つの幼児が一人で現場まで行ったとは常識では考えられない、などの点から、初枝ちゃんは顔見知りのものに突き落とされたとの疑いも持っており事件当夜の目撃者、物証の発見に全力をあげている。
 なお、四津江さんは、初枝ちゃんと二人で暮らしていた。」


死体にあった傷跡が気になりますね。この殺人事件以前にも、誰かに傷つけられたりしていたんでしょうか。



「また警官二人にカラ手 春にも乱暴、退学の国士舘大生」
(読売新聞昭和41年10月18日朝刊15面)


「十八日午前零字四十五分ごろ、世田谷区北沢二の三一の二さき路上で、酒によって大声で歌をうたって歩いている男をパトロール中の北沢署外勤課警ら一係、八津田巡査部長(五五)と佐藤巡査(四一)がみつけ「深夜だから、近所の迷惑になる」と注意した。
 ところが、男は「大きなお世話だ」ということをきかないので、軽犯罪法違反の疑いで任意連行しようとしたところいきなり佐藤巡査の顔を数回なぐった。八津田巡査部長が公務執行妨害、傷害現行犯で男の右手に手錠をかけると、男はこんどは左手で、同巡査部長の右手首などをなぐったが、同巡査部長が両手錠をかけて、男を同署に連行した。八津田巡査部長は右手に二週間、佐藤巡査は顔に一週間のケガ。
 男は元国士舘大学生、傷害など前科一犯、T(二三)。
 Tは大学時代、仲間でから手愛好会をつくり、少林寺けん法を得意としていたが、さる五月二十八日未明、自宅近くの理髪店のガラスをから手でたたき割り、逮捕しようとした同署水浜巡査(四五)の顔をから手でなぐり、一か月の重傷を負わせた。その後、東京地裁で一万三千円の罰金刑を受け、六月はじめ、学校に退学届けを出してやめている。」


ホットテンパーさんは始末に負えませんな。そもそも、散髪屋さんのウィンドーを割ろうとする意味がよく分かりません。思ったような髪形にならなかったのを恨んでの反抗でしょうか(まあ、酔っ払って夜中に暴れてただけでしょうが)。
| - | 11:54 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
1960年の渋谷実監督の作品に「バナナ」というものがあって、これが、バナナ輸入に関わる在日華僑総社のコメディでした。

作品自体は、渋谷喜劇の失敗作によくあるような、「どこで笑うねん」という残念な出来ではありましたが、岡田茉莉子さんがキレイでしたね。

で、この映画を見た時は、バナナ輸入のカラクリをよく知らなかったんですが、今日の日経の記事を見ておおよそガテンがいきました。
| 産業ロック製作所長 | 2006/11/05 12:11 PM |










http://at-the-moment.sangyo-rock.com/trackback/161538
バナナ
今回はバナナ 関連ブログを紹介します。それぞれのブログにもぜひ訪れてくださいね!
| フルーツ|フルーツ館 | 2006/12/24 12:44 PM |