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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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自衛隊、ソ連軍と交戦(実はロケ)
 なにせ、本物は迫力が違いますよ。

「滋賀の自衛隊 「演習」実はロケ 無断で戦車も走らす」
(毎日新聞昭和41年10月26日朝刊14面)


「【今津、彦根】滋賀県高島郡今津町、陸上自衛隊今津駐屯部隊で演習に名をかりて戦車や隊員を映画ロケに出演させ「公私混同ではないか」と隊員の間に不満が高まっている。
 同隊の隊員は約八百人。旧陸軍の演習地として使っていた饗庭(あいばの)演習場(国有地)があり、敷地も広大で、戦争ものなど映画のロケ地には最適。
 ことし六月大映京都撮影所から同隊業務隊長、F三佐あてに同社が製作している"兵隊やくざ脱獄"の撮影に演習場を使いたいと申請が出され、同隊長は独断で無償使用を許可した。
 ところが、この映画の一シーンにソ連軍戦車が進攻してくる場面が必要になり、一般に公開する演習を同期間に開くことを急いで決め、演習場内の通称"中央高地"西側で招待客約百人に見学させたあと、すぐ立入り禁止とし、十数台をソ連戦車に擬装させ「これも演習の一部だ」と隊員に空砲を撃たせ、撮影に協力させたという。
 演習場を貸す場合は防衛庁長官、大蔵省の許可が必要だが、以前にも同隊独断でロケを許可、中部方面総監部から"厳重注意"を受けたことがあるという。」

 まあ、悪いことなんでしょうが、映画ファンとしてはF三佐ってナカナカ話せるヤツと思ってしまいますな。映画業界の人は、こっそり表彰して何か贈っておくように。
 というか、F三佐って、兵隊やくざの勝新みたいですね。しぶる隊員に向かって『これも演習の一部だ』って勝新が一喝するシーンなんてハマるだろうなぁ。





新聞斜め読み




「ベトナム参戦7ヵ国 マニラ会議終わる 声明、宣言など三文書に調印 「北」が浸透やめれば六ヵ月以内に撤兵」
(毎日新聞昭和41年10月26日朝刊1面)


「【マニラ二十五日石塚、近藤(健)両特派員】二日間にわたって開かれたベトナム参戦七ヵ国のマニラ首脳会議は二十五日午後六時すぎ(日本時間同七時すぎ)「自由の諸目標に関する声明」「共同声明」「アジア・太平洋地域の平和と進歩に関する宣言」の三文書に調印して会議を終わった。共同声明は英文で五千語を越える長文のものだが、その中の「平和の探求」の項目の中で、参加国は「相手側が軍隊を十七度線の北に撤退し、浸透をやめるならば、南ベトナムにいる友好国軍も、できるだけ早く、遅くとも六ヵ月以内に撤退するであろう」ことを宣言している。和平が成立してからとはいえ、米軍および友好国軍の撤退期間を六ヵ月と明示したことははじめてで注目される。
 会議は"マニラ宣言"ともいえるアジア・太平洋の地域協力をうたいあげた宣言をとくに発表したが、これは主催国のマルコス・フィリピン大続領の強力な訴えによって実現したものである。」

マルコス大統領の奮闘で開かれた会議ですが、そもそもマルコス大統領が目指していた『アジア人相互協力によるベトナム紛争の解決』は、やはり難しかったようです。いまの国際社会では、どうしても米ソ中の大国の思惑とは無縁ではいられないですからねぇ。



「中共、月末に核実験か」
(毎日新聞昭和41年10月26日朝刊1面)


「政府筋は二十五日、中共の第四回核実験について「物理的にはいつでもありうるが、政治的な情勢判断が大きく作用するのではないか」また「十月末に行なうことも十分考えられる」との見方を明らかにした。
 政府がこれまで行った情勢分析によると(1)昭和三十九年以来過去三回、核実験場に選ばれた新疆ウイグル自治区ロプノール付近の気象条件は十一月から三月にかけて悪く、期間的にみて十月末行なわれることが十分考えられる(2)実験場所はこれまで同様ロプノール実験場となろう(3)「実験の型」は中共の水爆開発手順からみて水爆の引き金に利用できる強化原爆(一-二トン)の軽量化、小型化実験の可能性が強い。しかし水爆の本格的実験、ミサイル用核弾頭(一トン以下)の実験も考えられないことはない---としている。
 しかし、政府筋は中共が実験を行なうという兆候について、いまのところ世界各国とも確証はつかんでいないとみている。」


10月20日の毎日新聞に、米国の19日付ニューヨークタイムズが中共の核実験の可能性を報じていると伝えていましたが、我が国の政府筋からも同様な観測が。中共は米ソ両国からのプレッシャーを相当に感じているようですから、ここらで核兵器で一発景気よくやらかそう、ってのはありがちな反応ですね。

(→At the Moment 2006年10月20日に関連記事あり)



「韓国、創価学会を締め出す 布教を認めず」
(毎日新聞昭和41年10月26日朝刊14面)


「【ソウルニ十五日近藤(隆)特派員】韓国大法院(最高裁)は二十五日、創価学会が内務部長官を相手に提起した「布教活動禁止の行政処分取消し」申請につき、内務部側の主張を認める決定をくだした。このため創価学会の同国での布教は認められなくなった。
 さきに韓国内務部長官名で「創価学会の大邸での布教活動は反国家的、反民族的であるから許せない」という通達が出され、創価学会側が裁判所に提訴していたもので、大邸高等法院では、創価学会側の主張を認めていた。

 創価学会本部の話によると、韓国には学会の組織はなく「同じ日蓮正宗を信ずる人たちのグループがあるというだけで、本部もなんら掌握していない。このため韓国大法院の決定も直接には関係がない」といっている。」


『創価学会の大邸での布教活動は反国家的、反民族的であるから許せない』って、一体大邸でどんなことをしたんでしょうか。内容を知りたいですね。



「市選管が大口スポンサー 選挙トトカルチョ 瀬戸で問題に」
(毎日新聞昭和41年10月26日朝刊14面)


「【瀬戸】十一月五日に投票が行われる参院愛知地方区補欠選挙で、地元新聞の主催する投票率予想のトトカルチョに、瀬戸市選管が商品の大口寄贈者に名をつらねていることがわかった。当の選管は「慣例にしたがったまでだ」といっているが「公明選挙を逆行させる非常識な態度」という批判も出ている。
 この新聞は、同市内で月三回発行している「大瀬戸」十月二十二日付で、トトカルチョ募集の記事を載せた。この記事は「一等一万円・だれでもできるハガキ投票」とうたい、さらに「某代議士(選挙関係者のため氏名は伏せる)から二等賞に金側時計寄贈」と書かれてある。
 同紙は市内に約二千部を発行、地元代議士や業界の動向などを伝えているが、トトカルチョは某代議士を見出しに大きく扱っている点で、政治臭が強い。
 ところが、某代議士のほかの商品寄贈者名のなかに市選管が一等金一万円の大口スポンサーとなり、加藤繁太郎市長と寺田孝一市議会議長が上等毛布一枚を出し、抽選は市役所で行い、選管が立ち会うことになっている。」


『誰が当選するか』でなくて、『投票率』を当てるというのだったら直接選挙結果を左右するものでもないし、新聞の企画としては結構面白いとは思いますが、代議士や選管が金や賞品を出すのはちょっとやりすぎだったですな。
| - | 00:04 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
 今日は、紹介した記事の数は少ないですが、つぶよりで面白かったと思います。

 特に兵隊やくざのロケの話は傑作ですね。「兵隊やくざ 脱獄」は一度見たことはあるはずなんですが、戦闘シーンは記憶に残ってません。もう一度見る機会があったら、是非自衛隊の奮戦ぶりを確認したいものです。
| 産業ロック製作所長 | 2006/11/21 12:13 AM |










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