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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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日共 VS 治安機関
 昨二十八日は、東京の西部で霧が出たようで、中央線や南武線、京王線や西武線が終電までダイヤが乱れていたようです。原因は、昨日の昼間の雨と、寒気の到来とか。いよいよ冬も近づいてきましたね。



新聞斜め読み




「社説 中国核武装の進展」
(朝日新聞昭和41年10月29日朝刊2面)


「中国は二十七日、誘導ミサイルを使って核爆発をおこなった。二年前の最初の核爆発以来、四回目の核実験である。われわれは、核兵器をこの地上からなくすことを願うがゆえに、その開発のための実験には、どこの国のものであつても、強く反対してきた。中国が国際世論の大勢にさからって、大気汚染の危険を伴う大気中の核実験を四たび強行したことについて、重ねて遺憾の意を表明する。(中略)
 中国という大国が国際的に孤立したまま、国際社会からしめ出されている現実をどうするか。問題の本質はここにある。中国を除外して、どのような軍縮の取決めを結んでも、中国をそのワクでしばるわけにはいかない。中国は自衛の権利として核武装することを主張しているのである。
 この点から考えると、こんどの中国核実験でさしあたり最も大きな影響を受けるのは、いま国連政治委員会で審議中の核拡散防止問題であり、また来月から本格審議のはじまる中国代表権問題である。(中略)
 米ソ両国の核独占を認めるのは、それが一時的なものであり、ついには両国も核兵器を廃棄するという前提にたっている。しかし、そこへ中国という第三の核大国が現れるとすれは、事態はきわめて複雑になる。
 核拡散防止条約を実効あるものにするには、どうしても中国をその話合いに参加させる必要がある。したがって、ここに国連の中国代表権問題とのからみ合いが生じてくる。中国を国際社会の土俵のなかに引入れようとする声は、むしろ、しだいに高まってくるであろう。」


要するに、国際社会が核軍縮のタガを嵌めるために、中共を国際社会が認知(つまり国連に加盟させること)すべきだ、と主張されているのですが、中国としては国際社会からの認知を得るために核武装を進めている面があるわけで、これを認めることは『核開発はワリにあう』ということをまだ核を持っていない国に知らしめてしまうんじゃないでしょうか。



「米のベトナム侵略に打撃 原水協が談話」
(毎日新聞昭和41年10月29日朝刊2面)


「日本原水協はベトナム参戦七ヵ国マニラ会議、中共の核ミサイル実験などについて、二十八日午後、要旨つぎのような畑中政春代表理事談話を発表した。
 一、二十五日に米政府とその追随者たちによって開かれたマニラ会議は「平和」の仮面をかぶり、アジァ人をアジア人と戦わせ、侵略戦争を国際化するという作戦会議の本質を暴露した。
 一、中国の核ミサイル実験は、世界諸国民のベトナム人民支援の盛り上がりの中で、米帝国主義のベトナム侵略、核兵器使用のあがきに大きな打撃を与えた。」


原水協は『原水爆禁止日本協議会』の略です。昨年(1965年)、「部分的核実験禁止条約」に賛成するグループが脱退して『原水爆禁止日本国民会議』(略称:原水禁)を作りましたが、原水協はそもそも共産党系と言われ、反米反帝色が濃いので、上記のようなコメントが出てくるのも頷けます。



「「007」防衛作戦 ベール閉じる日共大会 にらむ50人の警備員 盗聴にこりて 代議員にも監視」
(毎日新聞昭和41年10月29日夕刊10面)


「日共第十回党大会(会期は三十日までの予定)が開かれている東京・世田谷区民会館で二十七日と二十九日盗聴装置が二つも見つかり"中共一辺倒を清算しよう"という自主独立路線の討論が「007」ばりの"情報機関"に筒抜けになっていたことが明らかになった。日共は「治安機関のスパイ行為だ」と抗議、会場内外の"自主防衛"を強化した。ものものしく警戒された党大会の"素顔"をのぞいてみると---。
 世田谷通りから区民会館にかけて、毎朝七時ごろになると黄色の腕章をつけた二十代の男たちが現われ、約十メートル置きに配置につく。「スパイの潜入」を防ぐ警備担当の党員である。トランシーバーを肩に、無線で連絡をしながらパトロールする"遊撃班"もいる。不審な者が近寄ると、二、三人一組でさっと取り巻いてしまう。
 大会事務局の話によると、このような警備員は約五十人。「治安機関のスパイ行為は、おもに盗聴と代議員に対する写真撮影だ。三十九年十一月、大田区民会館での第九回党大会のときには、会場前の米屋の二階に望遠カメラを据えつけているのを警備員が見つけた」という。警備員は十分訓練されているとみえ、こんども会場周辺を双眼鏡でにらんでいる。
 会場内の秘密保持もきびしい。会議は、大会初日の午前の開会あいさつ、大会役員団選出、来賓あいさつと、午後の宮本書記長の中央委報告か最初の十分間だけ記者団に公開された。そのときもカメラマンには代議員席を写してはいけないという制限つきで、アイモをふりまわしたがるテレビカメラマンには警備員がぴたりと付き添っていた。(中略)
 治安当局の話によると、大会での発言は事前に原稿にして提出、審査されたうえでプログラムに組み込まれるといわれ、自主独立路線---宮本体制を支持する"シャンシャン大会"の感じが濃い。(中略)
 こんどの大会には、全国から九百六十一人の代議員が参加しているが、ある中堅クラスの党員は「どんな顔ぶれであるか、身内の私たちにもわからない仕組みになっている」と苦笑する。
 治安当局の話によると、代議員は番号で呼ばれるばかりか、地方の代議員七百数十人は都内の旅館十数ヵ所に「レクリエーション協会」の名前で宿泊、外部との電話や面会などはいっさいシャット・アウト。府県ごとに党本部との連絡責任者を置き、代議員の行動を報告しているという。そのうえ、代議員の中にはサングラスやマスクをかけた"忍者党員"もみられる。重要な経営細胞にいる非公然党員である。
 日共は二十四年に、社共の合同闘争を呼びかけて国会に三十五の講席を獲得したが、その当時、勢いづいて党員の公然化に踏み切ったが、まもなく吉田内閣が制定した団体等規正令で党員の届け出、登録という逆手をとられ、一年後にレッドパージで組織をつぶされた苦い体験をもっている。このため「やがて弾圧されるかもしれませんからね」と慎重だ。資本主義下において革命組織は隠されるのが鉄則なのだ、という。

また盗聴機発見

 日共は二十九日午後二時すぎ、党大会会場の世田谷区民会館で盗聴器を見つけたと発表した。盗聴装置は「有線搬送式」で、区民会館の舞台右そでの排気口に、演壇に向けて小型マイクが仕込んであり、マイクからは細い電線で舞台横の電話線に接続してあったという。同党は「治安機関のしわざ」として、関係当局に抗議する。」


『中共との共闘』から『自主独立路線』へと党の路線を変更する最中で、党内外から内部情勢に注目が集まっているために"スパイ事件"が起こるのでしょうか。しかし、『代議員は番号で呼ばれる』とは、革命組織も大変ですな。



「"魅力です"放出ダイヤ 前夜から長い行列 女性六割、札どめの店も」
(読売新聞昭和41年10月29日朝刊15面)


「接収ダイヤがいよいよきょう二十九日から、全国主要五十一都市のデパート、貴金属商、時計店など百六十九店舗で、いっせいに売り出されるが、その前夜の二十八日、東京、大阪の各デパート前には、徹夜の行列がつづいた。
 都内では三十一店で三千六百個が"放出"されるが、もっとも売り出し個数の多い日本橋の三越本店(五百個)では午前九時すぎに一番乗りしたという目黒区の工場経営者(五四)をトップに、午後十一時四十五分に五百人に達し、あとは"お断わり"になるなど、どこもたいへんな人気。
 行列はやはり女性が六割、中年婦人が目立つ。三越では駐車揚を"整理場"にあて番号のはいったイスを提供したが、お客さんはフトン、毛布、寝袋などを持ち込み、手なれた徹夜態勢。なかにはウイスキー、弁当持ち込み組から、ギター、将棋、トランジスター・ラジオなどの小道具持参まであり、夜なきソバの屋台二台も抜け目なく出張していた。」


この他記事中に『「戦時中ダイヤ四個を接収されたのですが家内がぜひほしいというので徹夜にやってきました」と都立高校教諭』という話も載っていました。今回放出されるのは、国内接収分のダイヤなんでしょうか?外地の接収分も別途保管されているのかな。



「税務署員」名乗る男 川口と大宮で現金抜取り」
(毎日新聞昭和41年10月29日夕刊10面)


「【川口】二十八日夜、埼玉県川口市、酒店、沼口正美さん(四二)は「ニセ税務署員に現金一方円をとられた」と川口署に届け出た。同日午後二時半ころ「税務署のものだが帳簿や預金通帳を調べさせてほしい」と若い男が訪れ、妻のとキ子さん(三九)に帳簿類を持ってこさせて間もなく帰った。この男と入れ違いに銀行員が集金にきて、入金帳にはさんでおいた九万円のうち一万円抜き取られていることかわかった。
 また大宮市、酒店、北沢治佐雄さん(五九)方でも同日午前十一時ごろ、同じ手口で現金十万円と額面二十ハ万円の預金通帳がわずかのスキに抜き取られたことがわかったので、同一犯人のしわざとみて捜査している。
 男は紺系統の背広上下を着て、黒縁の四角のメガネ、頭はボサボサ髪で二十四、五才、黒のカバンを持っていた。」


紺系統の背広を着ているからといって、ボサボサ髪の男をカンタンに信用してはいけません。



今日の殺伐




「作業員のもの 隅田川の足首」
(毎日新聞昭和41年10月29日夕刊10面)


「二十八日午後、東京荒川区南千住四の四、国鉄隅田川駅構内第一ドックのイカダの間から男の右足首が見つかった。南千住署で調べたところ、九月二十四日の台風二十六号のとき岸壁で作業中、足首を切断した中央区明石町、古川組の作業船乗組員、羽鳥昌治さん(二七)=神奈川県小田原市=のものとわかった。羽馬さんは入院中である。」


昨日の事件の続報。『足は女性のような、きゃしゃなもの』と報道していたのに、実際は27才の兄ちゃんのものでした。事故は災難で気の毒なんですが、報道のされ方がされ方なんで、真相が明らかになってちょっと恥ずかしかったかも。
| - | 01:24 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |









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