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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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今年はマル紀148年
 久しぶりに紅衛兵ネタ投入。

「マルクス生誕を紀元に 紅衛兵が要求」
(毎日新聞昭和41年10月31日夕刊2面)


「【北京三十日AFP】北京の紅衛兵は秋冷の候とともに数も減り、活動も低下しているが、カベ新聞による"独創的"な提案は跡を断たない。最近は「西暦紀元をやめてマルクス紀元を採用せよ」というのまで現われた。キリスト生誕の年を紀元元年とするのは不当で、マルクスの生まれた一八一八年を元年とせよというもの。これに従えばことしは「マル紀一四八年」ということになる。」

まさに『マルクス教』...。



新聞斜め読み




「ジョンソン大統領 中共核ミサイルに警告 自ら危険招くだけ どんな核能力も必ず抑止」
(毎日新聞昭和41年10月31日朝刊1面)


「【クアラルンプール三十日近藤(健)特派員】ジョンソン米大統領夫妻は三十日午前十時十五分(日本時間同日午前十一時四十五分)すぎ、ラスク国務長官、ロストウ大統領補佐官、バンディ国務次官補らとともに、東南アジア旅行五番目の国マレーシアのクアラルンプールに到着した。イスマイル・ナシルジン・マレーシア国家元首夫妻、ラーマン首相らの出迎えを受けたジョンソン大統領は到着演説で「私はマレーシアに学びにきた」と共産ゲリラ討伐の成功を称賛した。同大統領はさらにマレーシア側主催の夕食会で演説、中共の核ミサイル実験に関連して「中共はこれにより自ら危険を招きつつある。.中共のいかなる軍事力も抑止できるし、またそうするであろう」と警告した。
 ジョンソン大統領が中共核ミサイル実験を非難する演説を行なったのは、これが米国首脳のはじめての公式見解であり、とくに訪問先のマレーシアで行なわれた点で、注目される。それは中共の実験による周辺諸国の動揺を意識し、これを静める意味でかなり強硬な発言になっている。しかし、米国は中共の核兵器開発に対して、軍事的には織り込みずみで、この発言もそのうえにたっており内容的に目新しいものはない。」


ジョンソン大統領は、この日の演説で『本質的に開発の遅れている国が自ら核能力を持とうとしていることは悲しむべき事実である。なぜならその幾百万の人々は、日々飢餓にひんしており、パンを必要としているのだ』と述べたそうです。大統領の言葉にも関わらず、パンよりも核兵器開発を選ぶ国はかなりの数に上るのではないでしょうか。



「中共の核ミサイル開発(下)」
(毎日新聞昭和41年10月31日朝刊1面)


「中共の、核ミサイル実験の成功は、このところ盛り上がりをみせていた核拡散防止条約成立への機運にとってはまさに"冷水"をあびせるものであった。
 実験成功を伝える北京放送は特に「米ソがグルになって結託を強め、いわゆる核拡散防止問題で取引きした」と非難し、今回の実験の目的の一つが同条約ぶちこわしにあったことを明らかにしている。(中略)
 中共はこれまで「"核拡散"必ずしも危険ではない」とし、陳毅外相などは昨年九月「アジア・アフリカのいくつかの国や、もっと多くの国が原爆を持てばいっそうよい」と発言している。」


中共は、核拡散防止条約に大して根本的に敵意を持っているようで、他国に対しても核兵器開発を煽っています。



「中共封じ込め強化 米大統領のマレーシア訪問 英に代わり軍事面で援助」
(毎日新聞昭和41年10月31日夕刊2面)


「【クアラルンプール三十日近藤(健)特派員】米国にとっては、これまで英国の勢力圏内として積極的な手を打たず、ゼロにひとしかったマレーシア関係を緊密化し、米国の東南アジア外交の輪の一つとして、その影響力を植えつける一石としたことに成果が認められよう。マレーシアとしては最近英国との関係冷却化と、ベトナム戦争の緊張をまともに受けて、反共国家として米国の力の保護を求めざるをえない必然性から、米国の関心を呼び起こしたことに意義があったといえよう。(中略)
 米アジア外交にしてみれば、インドネシアがマレーシアとの対決を終結、中共から遠ざかって自由陣営に接近してくることを目標にしている。米国はマレーシア、インドネシアを引きつけることによって中共封じ込めの輪を強化しようと試みているわけで、ジョンソン訪問はその大きな布石であることに間違いない。
 マレーシアはみずからの外交政策を「反共非同盟」という。マレーシアは四八年から六年間の長い共産ゲリラとの戦いから堅い反共意識をもっている。ラーマン政府はハッキリと米国のベトナム政策全面支持を幾度も述べ、ジョンソン大統領との会談でも「共産主義者はかすかでも勝利の望みがあるときは、話し合いに応じない」との態度から、むしろベトナム戦争の強化を主張しているくらいだ。
しかし一方、反共ブロックの結成には反対している。ブロックをつくることはいたずらに共産国を刺激し、かえって闘争を激しくする。つまりソ連ブロックまで敵に回すことは不必要だという。そしてこの「非同盟」の線を有効に進めるためには外国の影響力をまともに受けない政策をとっている。(中略)
 マレーシアは、ヒモつき援助は絶対にお断わりといっている。この国はゴム、スズのおかげで、国家財政は比較的豊かである。したがって無償提助をもらって、いや応なしに米国の無言の影響力を受けるより、長期延べ払いなどの金融措置によるコマーシャル・べースを望んでいる。」


ジョンソン大統領のマレーシア訪問に関する記事。インドネシアの反共クーデターを引き金に東南アジア外交の再構築を目論んでいるいるようです。しかし、『ヒモつき援助は絶対にお断り』といえるだけの安定した収入源がある国は、なにかと心強いでしょうね。




今日の殺伐




「二少女監禁、ドライブ 三島-沼津 少年四人組を逮捕」
(毎日新聞昭和41年10月31日朝刊1面)


「【沼津】三十日夜、静岡県三島市内で四人組の少年が少女二人を車に誘い込み、一人を箱根山中に置き去りにし、一人を三島ー沼津間を五時間半も不法監禁し乱暴するという事件があった。
 同日午後六時四十分ごろ、三島市、工員、A子さん(一六)と友だちの同市、工員、B子さん(一五)は同市の三島大社付近で少年四人が乗ったライトバンに誘われるままに乗り込んだ。四人組は三島ー沼津周辺を乗り回し午後十時ごろ、箱根峠でB子さんを置き去りにして走り去った。
 B子さんが三島署箱根派出所に急報、同署で隣接各署に手配、捜査中、三十一日午前零時十五分ごろ、B子さんが覚えていた車のナンバーから、A子さんを乗せて三島市内に舞い戻った四人組の車を同市中の国道下田街道で三島署のパトカーが発見、沼津市真砂町、工員、少年A(一六)同市千本松下町、工員B(一八)同市城内西条町、同C(一八)同市東間門、同D(一七)を不法監禁と婦女暴行の疑いで逮捕した。」

またも未成年者による兇行。警察の初動捜査がスムーズでA子さんの命は助かったことがせめてもの救いでしょうか。
| - | 00:44 | comments(1) | trackbacks(2) | pookmark |
中共の40年前の核開発に関する姿勢をみていると、そりゃ北朝鮮の核開発を抑えられないだろうなぁと思いますね。

金氏もこの時代のことをムシ返して、中国からの警告に逆アップをかましているんじゃないでしょうか。
| 産業ロック製作所長 | 2006/12/17 1:00 AM |










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| アルコールチェッカー | 2006/12/18 9:43 AM |
中国と日本、中国と日本の人の呼び方の違い「公私の私」
 中国人は長幼の順序を大変重要視している。同じ世代の中でも年上と年下をはっきり表す習慣がある。 兄弟の中でも「一番目の兄」「二番目の兄」「一番目の姐」「二番目の姐」をはっきり呼び表す。言葉の上でも厳しく要求されている。成人になってからも、たとえ兄弟が
| 中国からみた中国と日本の違い | 2007/01/25 7:44 PM |