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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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「三くれガール」とは?
 中共の核開発に、米国で高等教育を受けた人物が関わっているとの情報が。

「米が追い出した銭教授 中国核開発の立て役者」
(読売新聞昭和41年11月2日朝刊3面)


「【ワシントン一日発UPI=共同】中国のミサイルによる核実験成功の最大の功労者は銭学森元米カリフォルニア工科大学教授とみられている。彼は中国の科学技術の最高陣営でアメリカで教育を受けた九十五人の一人。
 一九五〇年米政府は銭教授が香港に向け船積みした資料を押収した。米政府はほんとうのあて先は共産政権下の上海であると主張した。あとになって米政府はこの資料にアメリカの秘密は含まれていないと発表したが、この事件で教授の追放手続きが始まった。全米科学財団によると五五年帰国して教授はすぐ中国のミサイル計画に着手した。米国務省はこのことを予期して、教授の追放延期を命じたが、短期間の延期だけでそれ以上はできなかった。」

みすみす禍のタネを逃したような。国務省としては、半ば把握していた事態だけに、悔やんでも悔やみきれませんな。



新聞斜め読み




「平和共存を確信 「ベトナム」で中国非難 ブレジネフ書記長演説」
(読売新聞昭和41年11月2日朝刊1面)


「【トビリシ(ソ連)一日発=タス】ブレジネフ・ソ連共産党書記長は一日、トビリシにおけるグルジヤ共和国に対するレーニン勲章授与式で演説し、兄弟たるベトナムの支援をめざす行動の統一についての社会主義諸国のあらゆる提案を拒否した中国共産党および中国政府の首脳部を非雄し、さらに次のようにのべた。
 一、帝国主義が反帝戦線の中にわずかな対立のさけ目を見つけると、そこでは必ずあからさまな力と侵略を行使する。ベトナムにおけるアメリカの侵略はその例である。ソ連は戦うベトナムにさらに全面的な支援をあたえるだろう。(中略)
 一、われわれがかたく信ずるのは、平和と国際安全保障のための協力が、国際情勢をまじめに見守り、異なった社会制度をもつ国の平和共存の原則を実行にうつす用意のある西側の政府、政治家、公共活動家との間でも、可能だということである。」


ベトナムに関して、米帝を一応非難していますが、『西側とも平和共存が可能』と強く打ち出しているのが目をひきます。



「中ソ対決ますます激化 「北京非難」と「共存」ブレジネフ演説 はっきり押し出す」
(読売新聞昭和41年11月2日朝刊3面)


「ブレジネフ書記長はまた同じ演説のなかで、ソ連内の各民族の友好関係の重要性を強調するとともに「ロシア労働者、農民の革命闘争の過程でグルジヤの生んだ熱烈な革命家たちの力強いボルシェビキ的声がグルジヤに鳴りわたった」としてケツホベリ、オルジョニキーゼら六人と並んでスターリンの名をさりげなく加えた。これは最近論議されているといわれるスターリンの再評価について、スターリンを"復活”したというよりは、彼を「一連の熱烈な革命家の一人」として歴史に位置づけることで、当面一応落ちついたことをうかがわせるものと解されている。(中略)
 そしてブレジネフ書記長は次のように訴えた。
 「同志諸君、わたしは中国共産党と中国政府の指導部に断固たる非難を表明せざるをえない。中国指導部は、プロレタリア国際主義の原則をふみにじって、兄弟的なベトナム支援を目ざす行動の調整に関するソ連および他の社会主義諸国のすべての提案を拒否した。しかも中国はベトナムと長い国境をもつ唯一の社会主義国であり、この問題における中国の立場はベトナム人民の解放闘争を支援するためにきわめて重要なのである」
 なおブレジネフ演説は、テレビでモスクワにも放送された。」


『喉元過ぎれば熱さ忘れる』と言いますが、スターリン神話も根強く残っているみたいです。過去の英雄は、非難するにしても持ち上げるにしても現政権にとっては脅威ですな。



「文化革命めぐる対立 集団リンチ明るみに」
(読売新聞昭和41年11月2日朝刊3面)


「【北京・関特派員一日発】北京では、文化革命をめぐる対立から発生した新しい"集団暴力事件”が明るみに出された。
 三十一日市内に張り出された紅衛兵の壁新闇によると、北京第一工作機械工場では、八月末から九月中旬にかけて、当時の主流派が外部から学生紅衛兵の応援をたのんで、対立派の八十四人を逮捕し、そのほとんどを拷問にかけたうえ、私設のろう(牢)にぶちこんだり、農村へ強制帰郷させたりしていたという。
 "事件"は人民日報が紅衛兵運動の初期に、暴走をいましめ、ついで学生紅衛兵の生産、建設、研究、サービス部門への介入を禁じたころに発生したもので、これに似た集団暴力事件は、北京毛織り物工場や北京郵便局、新聞販売部などでも起きたことが"反革命報復流血事件"といった見出しで壁新聞に明らかにされている。また、北京第一綿紡工場でも一か月余にわたる集団サボタージュが起きている。
 壁新聞によると、北京第一工作機械工場では逮捕したものをきびしい拷問にかけた。被害者には、ろう内に一か月余り閉じ込められていたもの、拷問で四時間失神したもの、骨折したもの、八時間にわたる寝ずの尋問を受けたもの、反革命分子のらく印を押されたもの、不まじめだというので故郷の農村へ強制的に送り帰されたもの---など、いろいろある。
 故郷へ強制送還された人たちのほとんどは、その後北京へ送り戻されたが、職場復帰はいまだに許されない。政治の自由も進退の自由も、あたまから間題にされなかったという。」


紅衛兵の暴力事件の情報ですが、それを暴いたのが紅衛兵の壁新聞というから意外。紅衛兵内部でも路線対立が激化しているのでしょうか。



「韓国 熱狂的な米大統領歓迎 日本への"けん制"? 野党も政治休戦で協力」
(毎日新聞昭和41年11月2日夕刊2面)


「【ソウルニ日近藤(隆)特派員】ジョンソン米大統領を迎えたこの三日間の韓国の歓迎ぶりは"異常"とも思えるほどのものすごさだった。この国では、他のどこの訪問先でもつきものだった"反米デモ"のかけらさえなかった。それどころかジョンソン大統領は、まさに"国をあげ国民こぞっての歓迎"を受けた。「私の生涯で最良の日々」---ジョンソン大統領がにこやかな笑顔で、こう語ったのもムリはない。
 ところで、この韓国はじまって以来の最大のショー"米韓親善劇"を演じた韓国の"役者たち"が、この劇を最も見てもらいたかった観客は、日本という観客であったというのが、当地観測筋の評価である。
 ジョンソン大続領を迎えるに当たって、それまで来年春の選挙をひかえて猛烈な朴(パク)政権攻撃を展開していた韓国で最強力な院外野党の新韓党は"ジョンソン滞在中の政治休戦"を発表するととも、尹潜善(ユン・ポソン)党首が「米国は一九〇五年、韓国が日本の植民地になることを認めたが、これと同じ誤りを繰り返してはならない」と言明した。また最大の院内野党民衆党大統領候補に決定した愈鎮午(ユ・ジノ)氏も同じような趣旨のことを語った。
 韓国民は一九O五年に結ばれた桂・タフト秘密協定によって、米国が日本に対し韓国における優先権利を認めたことが「朝鮮民族の最大の悲劇」となった「日本帝国主義支配」の根源と信じている。
 ところが米国は韓国に対する経済援助を徐々に削減する方向を打ち出すとともに、日韓基本条約の締結---日韓の和解を積極的に推進した。そして日韓基本条約は締結されたが、それに基づく日本の対韓経済協力は"きわめてしぶいもの"(と韓国人は思っている)であるばかりか、北朝鮮技術者入国問題や北朝鮮平新艇亡命事件が続いて起こり、さらにまた日本の佐藤首相はたび重なる韓国側の招待にもかかわらず、いまだに韓国を訪問しない。こういう日本の"不そんな態度"によって日韓関係は最近「基本条約締結後、最低の温度に冷却した」と駐韓日本大使館当局者が語るほどに冷たくなっていた。
 こうして”日本植民地時代の悪夢"がまた、韓国民のなかに首をもたげてきたときにジョンソン訪韓が行なわれた。「米国は韓国を見捨てなかった」---これがジョンソン大歓迎をした韓国民のいつわりのない気持のようである。
 ジョンソン訪韓が選挙をひかえての朴政権のテコ入れの意味もあることを十分に知りながら、二大野党がなおジョンソン訪韓による"政治休戦”を打ち出した理由はここにあった。
 このため"韓国を見捨てない米国"を心の底からよろこび"非常識"とも"度はずれ"ともみられるような歓迎をみせたのである。
 「日本からの援助はほしい」しかし「少しでも日本の風下に立つのはおことわり」---ジョンソン訪韓をけん制球として韓国は日本に対して新しい外交攻勢を展開しそうである。」


せっかく援助するんだから、少しぐらい風下に立ってくれたっていいじゃない、ってちょっと言いたくなりますな。



「国連移転論に油注ぐ ミニットメンの襲撃計画」
(朝日新聞昭和41年11月2日夕刊2面)


「ニューヨークの警察は十月三十一日、米人の秘密極右組織「ミニットメン」が国連本部襲撃を計画していたことを明らかにした。この組織は、左翼に対する実力行使に出ようとしていたというので、三十日に手入れを受けたのだが、国連を「世界制覇(は)をたくらむ共産主義陰謀の本拠」とみなして、襲撃目標としていたという。
 こんどの国連総会では、アラブ諸国や共産圏諸国の間で、これまでになく国連移転論が盛んだといわれていたが"ミニットメン事件"をきっかけに、アラブ圏も共産圏も、国連のニューヨーク引払いを、正面きって主張しそうな構えである。
 すでにサウジアラビアのバルーディ代表は「こんどの事件で、われわれの生命も危険にさらされていることが立証された」といい、少なくとも総会や安保理などの政治的機関は、ニューヨークから移転するよう要望した。同代表は九月十八日、第五(財政)委員会で「ゴロツキの横行するニューヨークは、まともな思考や行動に向いた町ではない」と演説していた移転論者である。
 いろんな国の流れをくむ人たちが集り、思想的にも極右から極左まで、振幅の大きいニューヨークでは、国連での政治的な討議が市民の中の関係グループを刺激することも多い。安保理でイスラエルとシリアの紛争を審議中の九月十四日には、ユダヤ系の若者たちがシリアの国連代表部になだれ込んだ。六四年十二月には、キューバ代表の演説中、反共キューバ人グループが、国連めがけてバズーカ砲をぶっ放す箏件があったし、ときには外交官襲撃事件も起っている。」


フルシチョフ首相もかつて、国連のウィーンあるいは西ベルリンへの移転を持ち出したことがあったそうです。しかし、米国外に移転すると、国際連盟の時のようにモンロー主義を掲げて米国が関与を止めてしまう恐れもあるのではないかと。



「新坑開発の悲劇 奔別砿のガス爆発 不明の八人も絶望 八遺体を収容 増産で堀り急ぐ "保安施設"おいつけず?」
(日本経済新聞昭和41年11月2日朝刊15面)


「【三笠=北海道】一日未明、北海道三笠市字奔別(ほんべつ)二六〇、住友石炭鉱業奔別砿業所(野口健営所長)で起きたガス爆発事故の救出作業は同日夜まで続けられたが、死者八人、行方不明八人、重軽傷者四人となった(二日午前零時現在)。行方不明者も全員絶望とみられている。爆発現場付近にはガスが充満しているうえ、かなりの規模の崩落で坑道が埋まって救出作業はいちじるしく難航した。(中略)
 こんどの住友奔別砿の事故を「採炭の急きすぎが遠因」とみる人も多い。ことし三月二十二日歌志内で起きた空知炭砿のガス爆発事故もこんどの奔別砿の事故と同じように新しい炭層を採炭するために掘り始めた坑道で起きた。普通、坑道の掘進は出炭より二、三年先行してガス抜きを徹底的にやるのが理想といわれている。
 複雑な地質をしている日本のヤマでは必ず坑道を掘るとガスが炭層をぬう(横切る)からだ。しかし数年前からヤマを襲った閉山ムードなどで業界はこの"余裕ある坑道づくり"を資金繰りや労働力の確保を理由におざなりにする傾向があった。
 住友奔別砿の場合は、事故の起きた坑道で今月末から採炭を開始する予定だった(野口同砿所長の話)とのことで、この辺にも「採炭を急ぐのが事故の遠因だ」とみる向きもあるわけだ。」


昨日の続報。報道では、保安施設は比較的整ったヤマだとのことですが、採掘開始前の『ガス抜き』が不十分だったことが原因の一つではないかと疑われています。石炭から石油へのエネルギー転換が急速に進んでいる昨今ですが、石炭業界全体の不振の中で起こってしまった事故のようです。



「素直でない 若い女性たち ふくれる・むくれる・隠れる 多い"三くれガール"」
(日本経済新聞昭和41年11月2日夕刊8面)


「女性が強くなり、一事が万事、男の言うなりにならなくなったのはごりっぱ。だが同時に、筋の通った忠言や意見に耳を傾ける素直さを失ったのはどうしたことか。客に聞かれて「わかりません。調べます」と言えない女子店員の話を中心に、近ごろ素直ならざる若い女性をめぐって。(中略)
 お手伝いさんに少しきびしく注意したところ、台所で茶わんの割れる音、続いて「アラ、手がすベったわ。バタバタと勢いよくはたきをかけて、ベッタリすわり「掃除はすみましたよ。あとは私の自由時間です」---「これですからね」とある奥さん。
 どこのオフィスでも、少し注意するとふくれる、むくれる。そうでなかったら、プイと横を向いて隠れる"三くれガール"が実に多い。注意を素直に受け入れる女性は珍しく、「係長はえこひいきする」「あの人は意地悪だ」とあらぬ方向に解釈を持っていく---と頭をかかえる係長氏。
 いったい、どうして近ごろの若い女性はこうなのか。
 まず、そもそも女は無知なんだという説。プラスチック売り場の女店員が「これはプラスチックです」と答えて平気だったり、「何からとったはちみつなの」と聞かれて「ブーンと飛ぶはちからですよ」と答えたりするのをみては、おつむの中身は"筋肉"?と疑われてもしかたがない。
 あるいは無神経説。仲間に男性からかかってきた電話をとったあるオフィスガールは、「○○子さん、××男さんから電話がありました」とオフィスに麗々しくはり出したそうな。脳みそはおろか、デリケートな神経も、持ち合わせがない。他人の感情や気持ちをくむことができないのだから、周囲に強情、ひねくれと映るのは無理もない。
 最後に女ははれもの説。そもそもは注意されると涙を浮かべるような純情な姿がその根拠だったが、人手不足に悩む近ごろは「やめる」と言われるのがこわくてはれもの扱い。それが権利ばかり主張したがる強情無比、素直ならざる女性を産んでいるというわけ。
 では、このような素直ならざる女性につける薬はあるのだろうか。「わかりませんな。監督者が悪いのだと思っています」とはあるデパートの教育課長氏。「さあどうしたらいいんでしょ。本人が、気づかないことには」と、消費者協会の調査に参加したコンサルタントの松田智恵子さん。
 だが松田さんは「こんなご時勢だから、ニコニコしながらハイハイと言ってくれる人は、すごく目立っていい感じですね。そういう人に限って器量は十人並みだけど」と言う。また課長氏は「やがて、どうせお嫁に行くんだもの。いくら腰掛けでも変な”習い性"を身につけて家庭にはいっては、亭主もつらい。自分も損」と言う。こんな声にも、闘く耳を持たないというのだろうか---。」


これは日経新聞らしい、中間管理職向けのグチ記事。会社帰りに一杯やりながらサカナにしてください、って感じですかね。しかし、『そもそも女は無知なんだという説』なんて言っていると、職場でますますソッポ向かれますよー。



今日の殺伐




「お嬢さん、それは危険だ! 紙袋からハサミ 乗客に刺さりけが 満員の東上線」
(日本経済新聞昭和41年11月2日夕刊7面)


「二日朝、東京・板橋の満員電車内で若い女性が持っていたはやりの紙バックから大バサミがつき出て隣の通勤客がケガをした。
 同日午前八時半ころ、東上線成増発池袋行き上り電車が常盤台駅についたところ、電車に乗っていた板橋区、福田子之吉さん(42)は、左足に激しい痛みを感じ、下をみるとズボンが破れて足から血が吹き出していた。福田さんの隣を乗客をかきわけて下りようとしていた二十五、六歳の女性の紙バックが破れ、三、四十センチの洋裁用大バサミがつき出ていたという。
 女性はそのまま同駅で降りてしまいドアもいったん閉まったが、驚いた福田さんや他の乗客がドアをたたいてあけさせ、駅長室に届け出た。福田さんは近くの病院で手当てを受けたが、足のふくらはぎが切れて一週間のけが。女性は姿を消してしまっていた。
 思わぬ災難にあった福田さんは板橋署で、「満員電直のなかに刃物類を持ち込むとは!。腹などに刺さったら死んでしまう。せめて箱にでも入れたらどうだ」とふんまんをもらしていた。」

これは、とっても痛い事故ですな。この記事は日経新聞掲載なんですが、上で紹介した今日の日経朝刊記事『素直でない 若い女性たち ふくれる・むくれる・隠れる 多い"三くれガール"』の『女は無神経説』の格好のネタにされそう。
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