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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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北京で暴力沙汰(紅衛兵に非ず)
 未来的なお話を一つ。

「プラズマ・ロケット ヤンターリ1号打上げ ソ連」
(毎日新聞昭和41年11月5日朝刊3面)


「【RP四日東京】四日のモスクワ放送は、ソ連がこのほど新型のガス・プラズマ・イオン・エンジンを積載した自動研究室「ヤンターリ(こはく)1号」を打ち上げたとつぎのように発表した。
 一、ソ連は大気の上層において新型エンジンの実験を行なった。自動研究室ヤンターリ1号で、これにはガス・プラズマ・イオン・エンジンが積載され、新型エンジンは大気の上層における操縦飛行に広い見通しを開くものである。
 一、ヤンターリ1号から入手されたテレメーター情報は、この独特のエンジンの作動に関する貴重な資料をもたらした。
 【注】プラズマ・エンジンまたは電気エンジンというのは電気をおびさせたガスを電磁力により噴射させ、推進力をつくりだすロケット・エンジンの一種。将来の長時間の惑星間飛行の動力として有望視されている。」

惑星間飛行とは夢が広がりますね。当面の目標は米ソともに有人機の月着陸でしょうけれど。


新聞斜め読み



「紅衛兵、早急に帰郷を 寒さ控え 宿泊施設に悩む 党中央通告」
(毎日新聞昭和41年11月5日朝刊3面)


「【北京四日高田特派員】中共党中央委と国務院は四日、連名で「北京に来ている地方の紅衛兵はすみやかに帰郷せよ」との緊急通告を北京市内に張り出した。
 通告は三日付になっており、同日天安門広場で行なわれた毛沢東党主席の六回目の"接見"---四日付人民日報は国慶節を加算して六回目と報じている---に参加した紅衛兵は早急に帰郷せよ、さもないと北京にはまだ続々地方から紅衛兵がやって来ているうえに、気候は急速に寒くなるので宿泊設備をはじめ北京の受入れ体制は非常な苦境に陥ると訴えている。しかし、三日の「二百万大会」では日没までに天安門まで行進できなかった紅衛兵が百万人前後もいるといわれ「毛主席に会うまでは帰らない」紅衛兵をどのようにさばくかは北京の指導者たちの深刻な悩みとなっている」


毛主席に会えば、どんな難病もたちどころに治りかねない勢いですな。



「紅衛兵より民兵強化 中国共産党 工場・鉱山に指示」
(朝日新聞昭和41年11月5日夕刊6面)


「【北京四日発=共同】北京で四日明らかにされたところによると、中国共産党中央はすでに工場や鉱山などには紅衛兵を作らせず、民兵組織を強化する方針を決定した。これは紅衛兵によって生産活動が阻害されることを防ぎ、文化大革命を増産に役立てる方向に向って集約して行くとの党の態度を示すものである。
 四日、日本人記者団が見学を許された北東第三綿紡工場には党中央の指示に基づき、十一月を"民兵整備月間"とするむね掲示されていた。この掲示は十六歳から三十歳までの男、同じく二十五歳までの女で身体強健なもののうち今回の文化大革命で本人や家族が批判を受けていないものは積極的に民兵に参加するようにと呼びかけている。
 共産主義青年団は、今回の紅衛兵運動で中央幹部が集中的な攻撃を浴びて活動停止状熊にあるといわれてきたが、同工場内の青年団は早くから機能を回復し、毛思想学習の音頭をとっているといわれる。」


記事中には『中国共産党中央はすでに工場や鉱山などには紅衛兵を作らせず、民兵組織を強化する方針を決定した。』とありますが、その根拠は日本人記者団が取材を許された工場のカベに掲示があったというだけ。もちろん、党が取材をわざわざ許可したところからみて、それなりの説得力はあるのでしょうが、本当に紅衛兵が見捨てられたかどうかはまだ予断をゆるしませんね。



「北京で暴力沙汰 紅衛兵運動 日本の留学生分裂 日共支持派つぎつぎ帰国」
(毎日新聞昭和41年11月5日夕刊6面)


「北京に留学中の日本共産党員学生の間で、中共支持派が代々木(党本部)に"反旗"をひるがえし、自主独立路線を守る留学生仲間に暴力を加える事件が続発、身辺に危険を感じた党員留学生六人が三日夜、香港経由で羽田に引き揚げてきた。さらに五日には第二陣が帰国する予定という。
 日共党本部と最近の帰国者の話を総合すると、北京に留学中の日共党員学生の間で分裂が表面化したのは、紅衛兵運動が広がった八月末ごろからで、九月十九日に"分派集会"が開かれた。このため「赤旗」の紺野純一特派員(三七)が規律違反として注意すると、聴濤学君ら留学生四人は、宿舎の北京飯店に押しかけ「修正主義者はだまれ」とののしってなぐり、一週間程度のけがをさせ、とめようとした同席の高野好久同特派員(その後帰国)にも六階のビルから突き落とすぞ、とおどした。
 また十月三日、北京の人民大会堂で陳毅副総理、郭沫若氏、黒田寿男訪中団長らが出席して日中友好協会主催の同協会創立三周年記念パーティーが開かれたとき、中共支持派の党員留学生四人が帰りのバスの中で留学生八人に「お前らは中国に反対しているくせに、なぜきょうの会に出た」と難くせをつけ、つぎつぎにスクラムの中に入れ、乱暴したという。
 日共は同月二十四日、世田谷区民会館で第十回党大会を開き、中共路線を清算したが、これがきっかけで、北京では一段と分裂のミゾが深まり、同二十七日夜にも北京体育学院宿舎内で、伊佐雅正君(二六)=元名古屋の某大学細胞=は「党大会に出された中央委報告は修正主義者の草案だ」と同学院留学生で代々木派の中村泰樹君(二五)をツルシ上げたうえ、空手四段の"ウデ"でなぐり、顔に負傷させた。そのさい「数年たったら必ず日本に帰り、宮本(書記長)岡(常任幹部会員)に仕返しにいくから伝えておけ」といきまいていたという。
 三日夜、帰国したのは中村君ら被害者グループで、いずれも学校内の大字報(壁新聞)でヤリ玉にあげられ、不安な状態になったという。
 北京には、日共中央委員会の代表として、現在砂間一良幹部会員候補が駐在しているが、中共支持派の留学生は解放軍兵士に護衛されている砂間氏の自宅に「さっさと帰れ」といった壁新聞を投げ込むなど紅衛兵ばりのハッスルぶり。党本部もみかねて、すでに留学生十五人(うち女性四人)を重大規律違反として処分している。
 これに対し、最近、中国を訪問、除名者グループにも会って帰国した日中友好協会(反日共系)の某役員は「事件の取上げ方が大げさだ。除名者グループは生一本な連中が多く、日中友好青年交流を日共が妨害したのがきっかけで批判勢力となったようだ」といっている。
 治安当局の話によると、中国に留学中の日共党員は約六十人。北京の体育学院、語言学院、北京大学などに籍を置き、日共党幹部の子弟が多い。一連の事件でも加害者側では聴濤学君(三三)=故・聴濤克巳中央委員の長男=被害者側には田代鉄世さん(田代文久中央委員の娘)など党内のエリートコースを歩む"二世"の顔ぶれがかなり出ている。
 なお、三十九年七月日共がソ連と公然対立したさいはルムンバ大学に留学中の日共党員の間で動揺がおき、一部帰国したが、留学生同士の暴力事件はなかった。

 日共党本部の話  こんど帰国した留学生は党の路線を守り、迫害の中で随分こわい思いをしたようだ。反党分子は思慮分別のたりない若い連中だ。しかし、これはあくまでも党内問題として処理しており、この事件に挑発されて日中間のミゾを深めたくはない。」


内部対立もさることながら、日共内のエリートに二世が多いというところに注目。東大卒じゃないと出世できないので、『日共内は学歴社会』と言われているのは知ってましたが、最近では血統も重要なんですね。



「雑記帳」
(毎日新聞昭和41年11月5日朝刊15面)


「◇四日の金曜日は羽田の"厄日"---。二月の全日空、三月のCPAL(カナダ太平洋航空)事故以来、八ヵ月ぶりにこの"ジンクスの日"がめぐってきたとあって、東京航空保安事務所の係員は朝からなんとなくソワソワ。
 ◇午後五時すぎ、管制塔から「緊急着陸機あり」とせき込んだ調子の声が響いた。シアトル発東京行きのノースウエスト七便のタイヤの一部がシアトル離陸のとき落ち、危険な状態のまま降りてくるという。"スワ"と消防車五台が滑走路わきに出動したが、同機は無事着陸してヤレヤレ。
 ◇「このくらいなら厄払い」とヒヤ汗をぬぐったが、ジェット時代のエンギかつぎとは---いつになったら安心して飛行機に乗れることか。」


2回も事故が重なれば、神経質になる気持ちも分かりますよ。いくらジェット時代とはいえ、不吉な予感は不吉な予感ですから。



今日の殺伐




「百万円落としたのが運のつき 横領の銀行員を逮捕」
(毎日新聞昭和41年11月5日朝刊15面)


「【尾道】四日午後一時半ごろ、広島県三原発尾道駅行き尾道市営バスが尾道市吉和町新浜の車庫にはいり車内清掃中、新聞紙包みの一万円札百枚を発見、驚いて市交通部の落とし物係に届け出た。半時間後に四十才くらいの男が"百万円落とした"と交通部にはいってきたが、旅行カバンも持たず、大金を持って旅行しているようすもないので、尾道署で渡すことにし、同署に同行した。
 同署の遺失物係が話を聞いたがやはり怪しいので刑事が同人の身元を調べた結果、この男は福岡銀行神田支店外務員、F(四四)で十月三十一日朝、住友銀行神田駅前支店から福岡銀行神田支店に支払う現金三百五十万円を受け取って逃走、警視庁から全国に指
名手配中と判明した。さらにFの身体検査をしたところ、服のポケットなどがら現金二百二十万円を発見、業務上横領で逮捕した。

 Fは福岡銀行神田支店に三年前から勤務、まじめで信用されていたという。同支店は小規模で現金保管の設備がないため預かった金を毎夜近くの住友銀行神田駅前支店の普通頂金に預け入れ、翌朝引き出していたが、Fはその仕事を一人で引き受けていた。Fは十月三十一日午前十時すぎ、住友銀行神田駅前支店に金を受け取りに行ったまま行方不明になったが、福岡銀行では誘かいされたか、現金を落として自殺を図ったとしか考えず、同日午後五時すぎ、東京万世橋署に届けていた。しかし同署で捜査した結果、横領したものと断定、三日警視庁を通じ全国に指名手配していた。」



「落とした百万円が運のツキ 横領銀行員つかまる 逃走中広島で ノコノコ取りにきて」
(読売新聞昭和41年11月5日朝刊15面)


「【尾道】東京の銀行から三百五十万円を横領して逃げていた行員が、広島県下で落とした百万円を惜しんで届け出たばかりに、横領までバレて、四日逮捕された。
 同日午後一時四十分ごろ、広島県三原市の国鉄糸崎駅前のバス停に、一万札で百万円はいった新聞紙包みが落ちているのを尾道市営バスの大浦正光運転手(四四)がみつけた。普通の遺失物なら市の交通部で処理するのだが、なにぶんにも大金なので同部花田喜宜庶務係長が大事をとって、尾道署に届けたところ、四時ごろ東京都千代田区、日本化工社員田中春夫と名乗る男が「わたしが落とした」と現れた。
 同署で念のため身元を照会したが該当者がおらず、おまけに不審な点が多いので持ち物を検査すると、上着ポケットから現金二百三十万円が出てきた。さらに追求すると、先月三十一日午前十時三十分ごろ住友銀行神田駅前支店から福岡銀行神田支店の行金三百五十万円を引き出して逃走、警視庁から業務上横領で指名手配されていた福岡銀行神田支店外交係F(四三)とわかり同五時逮捕、五日東京に護送する。
 自供によると三十一日夜、列車で広島へ逃げ、市内や宮島で遊んだあと四日福山へ行くつもりで糸崎駅まで列車、駅前から尾道市営バス、尾道からハイヤーに乗ったが、途中百万円を落としたことに気づいて引き返し届けたという。
 Fは最初「百四十万円を持って出て四十万円を広島市内の得意先に払った残り」と説明したが、名刺や四十万円の領収書がなく、なぜ尾道から福山へハイヤーで行かなければならなかったのかなどに不審を持たれたもので、二十万円は遊興費に使ったといっている。
 Fは三年前から福岡銀行神田支店に労務行員として雇われ、宿直室に妻とこども三人といっしょに住み込み、掃除などをやるかたわら、しばしば近くの住友銀行に百万単位の金をおろしに行っていた。勤務態度はまじめで、三十一日は午前十時ごろ自転車で住友銀行にでかけ、妻子を残したまま姿を消した。このため、福岡銀行や万世橋署も、はじめは金を落として責任を感じ、姿を消したのではないかとみていた。」


同じ事件を扱った記事を二つ。読売の記事では、バス停に百万円の包みが落ちていたことになっていますが、毎日では車庫で清掃中に車内で包みを見つけたことになっています。どちらが正しいんでしょうか?また、読売の記事で気になったのが『日本化工社員田中春夫と名乗る男が「わたしが落とした」と現れた。』の部分。名脇役の田中春男さんと同音で漢字一字違いじゃないですか。9月17日の記事で取り上げた田中前代議士にからむ詐欺事件では、進藤英太郎さんの名前を偽名に使っていましたが、それに続くバイプレーヤーの名前騙り。とっさに名前を偽ろうとすると、俳優、それも主役級でなく脇役の名前が口をついてしまうものなんでしょうか(進藤英太郎さんと田中春男さんが競演している作品となると、『近松物語』とか『めし』とか名作が浮かびますなー)。しかし、妻子を残しての突然の失踪とは、どんな心境の変化があったんでしょう。落語の『千両みかん』のオチでみかんのふさを持って逐電した番頭の心持ちになったのか。



「砂の目つぶしで釣銭奪う 喫茶店に"忍者強盗"」
(毎日新聞昭和41年11月5日朝刊15面)


「四日午後八時四十分ごろ、東京千代田区東神田、喫茶店「ブローバ」でコーヒー一杯を飲んだ若い男の客が入口近くのレジまできて、店員の山本真佐子さん(二○)に一万円札をみせ、ツリ銭を要求した。山本さんがツリ銭九千九百十円を勘定していると、男は不意に上着のポケットから砂をつかみだし、山本さんの顔に投げつけ、九千六百円をひったくって都電通りを浅草橋方面へ逃げた。
 万世橋署で男を捜しているが、三十才前後、一六二センチぐらいで、赤いオープンシャツに黒背広上下を着ていた。同署では、男が四十分間も店内で様子をみ、砂を用意していたことから、計画的な新しい手口だとみている。」


忍者強盗とあるので、もっと大がかりな仕掛けがあるのかと思ったら、砂の目つぶしだけなんですな。それで『忍者』とは、いささか安易な見出し。ともかく、物騒なものが流行りだして危険ですから、これからレジ打ちの方はゴーグル必携です。
| - | 00:26 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |









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中日の色彩意識「白」
 「白い」と言えば日本人のほとんどの人が、太くて長い大根が好きだったことを思い出す。しかしお正月の時、日本人はわざわざ白い大根の千切りの中に、紅い ニンジンの千切りを混ぜる。「紅白」の目出度い心理願望を満足させるためである。
| 中国からみた中国と日本の違い | 2007/02/03 10:33 AM |
日本軍は軍備を拡張すべきではないのか?
mixiで日本の自衛隊は能力、規模共に大きいという意見を見てしまった何を寝言を言っているんだろうと何度も言っておりますが北朝鮮が日本に核ミサイルを撃つ可能性は高まりました中国共産党は相変わらず軍拡を続けて東トルキスタン、法輪功への弾圧も現在進行形ですこの
| 右派社民党公式ブログ | 2007/03/22 10:17 PM |