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昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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中ソ対立と所得格差
 今日は日曜日で、あまりニュースもありません。あっさり風味でお届けします。


新聞斜め読み




「"反ソ・インター"か 中国・アルバニア中心に ロンドン情報」
(朝日新聞昭和41年11月6日朝刊1面)


「【ロンドン=妹尾特派員五日発】世界二十七カ国の共産党またはその親北京系分派の代表を招いて、一日からアルバニアの首都チラナで開催中のアルバニア勤労者党第五回党大会を機として、中国とアルバニアを中心に、"反ソ・インター"または"純正マルクス・レーニン主義者グループ"ともいうべきものが結成された模様である。
 ロンドンに集る諸情報を総合すると、それが今後どのような具体的な形をとって一般に公表されるかまだ不明だが、反修正主義路線の推進と、その戦線統一をねらったある種の"機構"が、今度のこの"モスクワの敵"の会合としては最大の集りを機会につくり出されたことはほぼ間違いない。
 参加二十七力国のうち正式の党代表団を送り込んだのは中国、ルーマニア、北朝鮮、北ベトナムの四力国だけ。あとはイタリアなど各国共産党の親北京派代表だ。しかも正式代表団のうちルーマニア、北朝鮮が自主路線、北ベトナムは中ソ対立に中立の立場をとっている。従って、これらの諸国がどの程度積極的に賛意を表明しているか明らかでないが、今後の発展いかんでは黙殺し得ない波紋の源になるであろうことはいうまでもない。
 ホッジャ・アルバニア勤労者党第一書記は、その九時間にわたった基調演説で「修正主義路線からの決定的な離脱と、より大胆にして、さらに戦闘的な行動」を強く呼びかけているが、"反ソ・インター"創設説はこれから出発している。さらに北京の積極的な同意ないしは支持を得ずしてホッジャ第一書記がこの種の呼びかけを行うなどとは考えられない、と五日のロンドン・タイムスもみている。
 それに、今度の党大会は、中国が文化大革命の火ぶたを切って以来の、世界共産主義運動に対する北京の影響力を計量し得る最初の機会でもあった。アルバニアが今度の党大会を機会に、ともかくも二十七力国の代表を集めた事実は正当な評価を必要としている。
 第一に、北京はまだ、これだけの支持---同調者をもっているという意味で、第二には、この事実の認識が"反ソ・インター"の大きな推進力となっているという点だ。」


明らかに反ソといえる国は中共とアルバニアの二つだけですし、まだまだ国際的にみて一潮流とは言えないでは?北ベトナムはソ連の援助をアテにしないわけにはいかないでしょうし。



「中共との国境警備に ソ連軍さらに増強 ロンドン情報」
(毎日新聞昭和41年11月6日朝刊3面)


「【ロンドン五日UPI】五日伝えられた外交情報によると、ソ連は中共との国境警備強化のため、さらに陸軍数個師団を極東地域に移動させた。ソ連は同地域にすでに十七個師団を配置しており、この増強によって総兵力は完全装備の二十五万人に達したものとみられる。今度のソ連軍の移動は明らかに中ソ国境における緊張激化のためである。
 これより前、中共が国境沿いの数ヵ所、とくに中共が領土権を主張して問題になっている東北地区の黒竜江沿いに兵力を集結しているとの情報があった。」


対するにソ連は国境付近の守りを固めているようです。黒竜江付近は国境問題でかねてからモメてましたから、特にキナ臭いようですね。



「"新たな戦争を挑発" 北朝鮮が米・韓軍を非難」
(毎日新聞昭和41年11月6日朝刊3面)


「【新亜五日東京】五日の平壌放送によると、北朝鮮外務省は同日声明を発表し、最近米・韓軍が休戦ラインで新たな戦争挑発を続けていると非難したあと、もし北朝鮮に対して新たな戦争を仕掛けてくるならば、彼らは自滅するであろう、と警告して、つぎのように述べた。
 一、米・韓軍は二日、北朝鮮側が非武装地帯南方八百メートル地点で米軍六人を殺害したとでっちあげた。
 一、米・韓軍の軍事的挑発行為は無謀な段階に至り、十月二十日から三日までに三十三回にわたる各種武装攻撃を加えてきた。これらの行為は、彼らが北朝鮮に新たな侵略戦争を挑発していることをはっきり証明している。
 一、ジョンソン大統領は前線を視察したのち、米・韓軍に対して、新しい戦争挑発を一層強化するよう指示して帰国した。同大統領のこのような行動は十六年前、韓国を訪問したダレス元国務長官の行動と同じである。米国はダレス長官が帰国してからすぐ朝鮮戦争を起こした。
 一、北朝鮮政府は米・韓軍の挑発により発生している軍事休戦ライン上の重大な事態を注視するとともに、つぎのように警告する。
 (1)米帝国主義者と韓国政府が、いつ北朝鮮のどこに侵入しようと、彼らにせん滅的打撃を加え、徹底的に掃討するあらゆる準備を整えている。もし米国が北朝鮮に新しい戦争を挑発するならばそれは彼ら自身の滅亡を招くだけである。
 (2)米帝国主義者は北朝鮮に対して挑発行為を中止し、あらゆる殺人兵器とともに韓国から撤退すべきである。彼らがたび重なる警告にもかかわらず北朝鮮への敵対行為を継続するならば、それによってもたらされるすべての結果に全面的責任を負うことになろう。」


一方、朝鮮半島では北朝鮮が相変わらずの北朝鮮節を聞かせています。この期に及んでもまだ朝鮮戦争はアメリカが始めたと主張しているんですな。



「二割が「私は貧乏」 関東はまずまずの所得 厚生省生活調査」
(毎日新聞昭和41年11月6日朝刊14面)


「日本人の五分の一以上は、食べるのが精いっぱいで貧乏だと考えている---四十年国民生活実態調査の結果が五日、厚生省から発表された。国民各層の年間所得を分類して生活程度を調べ社会保障、福祉行政運営の資料とするため昨年五月に行なった調査で、貧乏意識は北海道、東北、九州地方ほど強く、関東、北陸、近畿地方は「まずまずの生活」との答えが多かった。
 調査は全国から二万一千六百四十世帯を選び、八万七千二百九十五人の世帯員を対象に福祉事務所の調査員が面接してまとめた。
 【世帯の平均所得】全国の一世帯平均所得は六十五万四千円、三十九年の平均所得と比べて一五・三パーセントふえている。
 職業別では○・三ヘクタール(三反)以上の農家は六十万七千円、勤め人がいる兼業農家は七十六万四千円、自営業者七十八万五千円、サラリーマン七十一万四千円、日雇い労働者三十三万八千円で、全般に農家と非農家の所得格差は縮まってきている。年齢が高い世帯ほど所得が増加してくるのは当然だが、三十代から四十代では扶養家族が多くなるため、世帯員一人当たりの収入は逆に減ってくる。
 【生活意誠】所得がふえても物価の急速な上昇で、国民は自分たちの生活をどう考えているかを調べたもので(1)やっと暮らしているが食べるのに精いっぱいで、他のものに手が出ない(2)食べる心配はないが、まとまったものに手がとどかない(3)暮らしに必要なものは買え、他と比べて恵まれている---の三段階に分けると(1)は二〇・九パーセントで平均所得三十五万四千円(2)は四六・九パーセント、五十七万九千円(3)は三二・二パーセント、九十五万八千円。
 これを四人世帯を標準として地域別に比較すると(2)の普通と答えた世帯でも東京、神奈川、千葉、埼玉の南関東では平均七十三万二千円の収入があり、ついで京都、大阪、兵隙の六十八万二千円。これに対して北海道五十八万六千円、東北四十七万六千円、北九州四十七万一千円、南九州四十一万九千円、四国四十七万五千円で、それぞれ普通の生居をしていると考えている。つまり実際の所得は他と比べて高かったり、低かったりしているのに、その地域では普通の生活というわけで、生活水準の格差が大きいことを示している。また貧乏意識についても所得水準の低い地域ほど多い。」


年収六十五万四千円というのが平均的な一世帯での所得だそうで。文中の『貧乏意識』という言葉がスゴイですが、『まずまずの生活』と思っているグループの所得のの平均値が地域によって違いがあるところが興味深いです。生活している場所による所得格差はまだまだ大きいようですね。
| - | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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