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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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米でまたも大量殺人事件--犯人は16歳
 観光名所で有名なナイアガラの滝ですが、一時その流れが止まるそうです。

「ナイヤガラの滝を健康診断 一部せき止め、浸食の岩盤調べる」
(毎日新聞昭和41年11月13日朝刊3面)


「【ナイヤガラ(米ニューヨーク州)十一日UPI】"ナイヤガラをせき止める"という初の大作業が、十一日夜から始まった。作業担当の米陸軍工兵隊の計画では滝の米国側の流量を四分の一に減らし、浸食された岩盤を調査する。
 ナイヤガラの滝は、カナダ滝(幅約三百メートル、高さ約五十三銃メートル)と、アメリカ滝(幅約八百メートル、高さ約三十五メートル)に分かれるが、水勢で周囲の石炭石層の岩ハダは削られ、滝口も毎年一・二−一・五メートルも後退している。
 作業は、まず滝口から上流約一・六キロの分流堤でアメリカ滝への流量を押える一方、ニューヨーク州当局やオンタリオ水力発電所の協力で水をポンプで吸い上げ、滝下のダムへ落とし込む。
 この結果、十二日朝までにアメリカ滝の流量は冬季平均の毎秒約八千立方フィートから約二千立方フィートに減水、岩盤調査班は直ちに活動を開始した。作業は六時間で終わり、ナイヤガラの体資改善のための報告書は来年初めまでにまとめられる。なお、この費用はしめて五万ドル(約千八百万円)という。」

6時間の調査のために、ナイアガラをせき止めようと考えるところがさすがアメリカ。しかし、岩盤を調査したところで、水量を減らさずに滝の後退を防ぐ手段ってあるんですかね?



新聞斜め読み




「兵士20人が死亡 北京でニセ紅衛兵と衝突 ハンガリー通信が報道」
(毎日新聞昭和41年11月13日朝刊3面)


「【ブダペスト十二日AFP】国営ハンガリー通信北京特派員が十二日伝えたところによると、北京駐とん躍兵士と紅衛兵が衝突し、二十人の兵士が死亡した。
 北京の中国共産党中央委付近に張りだされた壁新聞は"ニセの紅衛兵"が中共軍部隊に挑発、二十人の兵士が死去したと述べ、ニセ紅衛兵を非難している。なおこれまで、新彊ウルムチ自治区でも、同様の事件が起こっている。」


中共公式には『ニセ紅衛兵』といっているようですが、『ニセ紅衛兵』というより『盛り上がりすぎて党の力では制御不能なまでに先鋭化してしまった紅衛兵』というほうが正しいのでは?



「国学院大で学生百人が乱闘 自治会の運営で対立」
(朝日新聞昭和41年11月13日朝刊15面)


「国学院大学講堂入口で、十二日午前十一時ごろ学生自治会、文化団体連合会の学生が学生総会を開く準備をしていたところ、これを止めさせようと体育団体連合会の学生が押しかけ、双方約百人が衝突、自治会側の細井幸夫委員長(二四)ら三人が頭などに二週間のケガをした。体連の学生は講堂内にすわりこんだので、自治会側は場所を百五番教室に変えたが、ここにも体連の学生が来て乱闘となり、自治会側の四人がそれぞれ一週間のケガをした。総会は流会となった。
 大学側や学生双方の話によると、学生総会は自治会、文連、体連からそれぞれ代議員を出して運営することになっているが、これまでも前二者と体連との間で意見の食違いがあり、対立していた。六月末に行われた前期の総会では、体連が出席しないままに「体連の民主化」「体連幹部の交代」を決議するなど、学生の自治組織の中で体連は孤立していた。(中略)
 渋谷署は七人のケガ人が出たこの事件について告訴がなければ捜査しないといっている。」


中共では、ニセ紅衛兵VS人民解放軍で20人が犠牲になっていましたが、ひるがえって我が国では体連VS自治会の争い。いや、日本はまだまだ平和でよろしい。



「みごと悪書追放 読まない、見せない、売らない 返本ふえて左前に 青少年育成審議会調査 すでに二誌は廃・休刊」
(毎日新聞昭和41年11月13日朝刊16面)


「警視庁は都の青少年健全育成審議会と協力、四月から"読まない、見せない、売らない〃の悪書追放「三ない運動」を進めているが、この運動の高まりで、いままでセックス記事を売りものにしていた二つの雑誌が八月号から廃、休刊したほか、五つの雑誌も返本が多くて経営が苦しくなっていることが同審議会の調べでわかった。同庁は"読まない"人と"売らない"書店がふえた結果とみて、今後さらに運動を盛り上げる。
 青少年健全育成審議会の調査は同審議会が最近、日本出版販売会社など大手取次店五社と協力、かつて青少年健全育成条例で不良出版物と指定した雑誌について、一月から六月までの仕入れ、返本状況を調べたもの。それによると「百万人のカメラ」=新風社、中央区=が八月号から廃刊「ユーモアグラフ」=パンフォトプレス、港区=が八月号から休刊した。
 また「紳士専科」=辰見書房、千代田区=「女の手帳」=手帳社、中央区=「カメラアイ」=浪速書房、三鷹=「夫婦生活」=手帳社=「百万人のよる」=新風社=の五誌が、この運動が起きた四月以降の三ヵ月は月平均約五四・三パーセントの返本率で、運動前三ヵ月平均より一〇パーセント多くなっていた。
 なかでも「カメラアイ」は四月以降六九・六パーセントの返本率で、その前より一六・四パーセント増。そのうえ、これら出版社は取次店から小売店への取次手数料、小売店から取次店への返本手数料のダブルパンチで経費がかさむため、経営が苦しくなっているという。
 さらに不良出版物シャットアウトのムードは販売業界にも広がっている。鉄道弘済会が仕入れ審議会で事前審査をし、五月警視庁がわいせつ物として摘発したある週刊誌の翌々号の販売を取り扱わなかった。また街頭、駅のスタンドから不良出版物を締め出す東京都新聞即売委員会は七月、各出版社の編集責任者に「審議会から三回以上"編集上注意"を受けた出版物は、一時スタンドでの販売を中止する」と申し入れた。
 このような業界の自主規制ムードをさらに高めるため、同審議会と警視庁は出版、書籍販売団体にいっそうの協力を求める一方、団休に所属しないで不良出版物を発行している"アウトサイダー"には、実態解明と協力要請の両面作戦で雑誌の健全化を進めるようにしていくという。」


『紳士専科』『夫婦生活』『百万人のよる』---味わいのあるタイトルじゃないですか。戦後すぐの、いわゆるカストリ雑誌の雰囲気のある標題。確かに『不良出版物』なんでしょうけれど、当局の締め付けの結果、取次手数料と返本手数料のダブルパンチで経営が苦しくなるなんてのも、ちょっと切ない話です。



今日の殺伐




「同じ電車で連続自殺」
(朝日新聞昭和41年11月13日朝刊15面)


「【鎌倉】十二日夜、国鉄横須賀線の久里浜発東京行の同じ電車で、二十分ほどの間に飛込みと飛降りの自殺がつづいた。
 午後八時五十分ごろ鎌倉市扇ケ谷の同線警報機付踏切で、同所二九一駐留軍要員青柳一雄さん(五七)が、久里浜発東京行電車(十五両編成)にひかれ、即死した。
 鎌倉署の調べでは、青柳さんは日ごろノイローゼ気味で飛込み自殺らしい。
 同電車はこの事故で北鎌倉駅を八分遅れて発車したが、間もなく同九時十分ごろ、同駅と大船駅間の明月院踏切付近で、中年の男が同電車の窓から飛降り、すれ違った東京発久里浜行下り電車(十五両編成)にはねられ即死した。」


ちょっと怪談めいた話。二番目に自殺した男は、最初の自殺の際には車内にいたんでしょうか?緊急停車中に死に神が最初の自殺者から二番目の男に乗り移ったかのような感も...。それとも、二番目の男もはじめから自殺するつもりだったけれども、『チクショー先を越された』とばかりに後を追ったんでしょうか。飛び込み自殺があってから電車の窓から飛び降りるの間、二番目の男の胸に去来するものは何だったのでしょう。



「少女五人を並べ射殺 米国 少年が美容学校で」
(毎日新聞昭和41年11月13日朝刊15面)


「【メッサ(米アリゾナ州)十二日UPI、AFP】十二日、メッサ市の警察当局の発表によれば、同日十六才の少年が同市の美容学校の教室に侵入、五人の少女を射殺した。同少年は教室内にいた七人の女生徒に輪になって床に寝ろと命令し、一人ずつ頭部にピストルをうちこんだ。このため二人は即死、三人は病院にかつぎこまれて死亡、二人は重傷を負った。同少年はロバート・スミスと名乗っているが、犯行の動機は明らかでない。」


「またアメリカで惨劇 少女ら五人を射殺 美容学校で16歳の少年 アリゾナ州」
(読売新聞昭和41年11月13日朝刊15面)


「【メーサ(米アリゾナ州)十二日発=AP】十六歳の少年が十二日当地の美容学校の床に七人の女性と少女たちを並べてから、そのうち母親を含む五人をピストルで射殺した。犯人の少年は当地に住むロバート・E・スミスと警察当局はいっており、現場で逮捕された。目撃者たちによると、警察の車で連行されながら犯人は声をあげて笑っていたという。
 殺された五人のうちの母親は母親が二十七歳、娘は三歳半である。この母親のもうひとりの三カ月の娘は直ちに病院に運ばれたが重体、また美容学校の職員一人も重体である。
 死んだ五人のうち二人は床の上で、他の三人は病院に運ばれてから死んだ。
 目撃者が当局に語ったところによると、犯人は被害者たちを、頭を中心に円形にうつ向きに床にならばせ、その外周をまわりながら二二口径のピストルで一人一人頭に撃ち込んでいったという。学校の所有者トム・フリーストン氏は「ゾッとする光景だった」と語った。
 【注】アメリカではことしになって、七月十四日シカゴで二十五歳の青年が看護婦八人を惨殺した事件、さらに八月一日にはテキサス大学構内で二十四歳の学生がライフルで四十六人を殺傷するという事件が続発しているが、今回の事件は、その凶悪さとともに、犯人が十六歳の少年であることで、さらに新たな問題となろう。」


毎日新聞は第一報のみ。読売新聞はもう少し詳しい内容となっています。日本も今年は殺人事件が殖えましたが、アメリカの異常犯罪の多さは不気味ですね。テキサスタワー事件だけでも驚愕に値する事件ですが、大量殺人事件が一年間にこれだけ起きるなんて、一体どうしてしまったんでしょうか。
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