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At the Moment

昭和40年代への誘い 〜〜〜 産業ロック製作所謹製
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航空機事故二重遭難と猛々しい中高生ども
 まずはちょっと眉唾気味な海外配信ニュースから

「百五十才で結婚? イラン」
(毎日新聞昭和41年11月16日朝刊3面)


「イランで最近実施した国勢調査で、百五十才という老人が西イランにいることがわかった。このおじいさんには、百十才といわれる長女と百才のむすこが健在で、孫の数にいたってはなんと二百人。いままで二度結婚しているが、まだまだ元気たっぷり。回教徒のおきてでは一度に四人の妻がもてるとあって、目下新妻を物色中だという。「私の財産が許す範囲の贈り物でウンというなら、新妻には若い子がほしい」といっているとか。---でも本当ですかね。(ロイター=共同)」

ニュース本文からして半信半疑なので信憑性のほどが知れようという感じですが、『世界は広い』ということで一応掲載しておきます。



新聞斜め読み




「捜索ヘリが空中衝突 二機墜落、四人が死亡 悲劇の松山沖ダブル事故 大阪府警と全日空機」
(毎日新聞昭和41年11月16日朝刊1面)


「【松山】全日空機松山事故の遺体捜索活動が最高潮で行なわれた十五日午後、松山市北方の愛媛県北条市粟井沖で捜索に協力していた大阪府警のヘリコプター(JA7062)と全日空のヘリコプター(JA7012)が正面衝突、両機は飛び這うように墜落、乗務員各二人の計四人が死亡する悲惨なダブル事故が起こった。
 同日午後四時四十分ごろ、北条市粟井の沖合約五十メートルで大阪府警ヘリコプター"あおぞら一号”(ベル47G2型、操縦士、中村健造警部(三七)、松山西署垣生駐在所勤務、村上一雄巡査(四一)同乗)と全日空のヘリコプター(ベル47D1型、笹本静男操縦士(二八)、鈴木紀弥整備士(二二))が大音饗とともに空中衝突した。全日空のヘリは磯河内沖三十メートルに"あおぞら一号"はその南約百メートルの海面に墜落した。
 この事故を目撃した巡視艇"さざなみ"など付近海域で遺体捜索中の巡視艇五隻が急行した。全日空ヘリは機体を大破、浅瀬上に上部半分をのぞかせており、笹本操縦士らは仮死状態で救助されたが間もなく死亡した。”あおぞら一号"は燃料タンクを海面に浮かせていたが、繁官二人は即死しており四人の遺体は巡視船"くまの"などが六時前、収容した。(中略)
 YS−11型機の事故原因究明のため松山に来ていた運輸省航空局の楢林審査官らが現場に急行したが「この日は朝から晴天だったし、時間的にみて一機は山を背に飛行、一機は西日を背に飛んでいたため両機とも互いに視界にはいっていたはずだ。しかし捜索に夢中だったため前方をよく見ていなかったことが正面衝突というめったにない事故の原因ではないか」とみている。
 松山空港には十四日朝から捜索や報道陣の航空機が集結、同空港の保安事務所に届けているものだけでヘリコプター十五機、単発、双発機計十機、このほか岩国、広島から加わっている自衛隊、海上保安庁機を加えると早朝から三十機前後が捜索海域を中心に飛びかう空のラッシュぶり。
 このため楢林審議官らは十四日朝パイロットの代表を招き飛行統制を話し合い、ヘリコプターは高度百メートル以下、航空機は百五十メートルから千メートル、飛行間隔は百メートル以上おくなどを決めたばかりだった。(中略)

警察機墜落はじめて

警察のヘリコプターは三十四年、警視庁が一号機を採用して以来、現在全国に八機ある。災害救助、交通整理などに活躍しているが、事故を起こし墜落したのははじめてである。」


同日の読売新聞朝刊15面の記事によると、府警機側の遺体にローターで切られた傷があったとのこと。衝突時、府警機よりわずかに下側に全日空機が位置していたようです。全日空機は空港への帰還途中だったとのことで、もしかしたら全日空機が捜索に気をとられ、急に位置を変えたのが原因なのかもしれません。大事故にひきづられる形の災いですが、原因が救難活動だっただけにとても残念な事故です。



「世界党大会は必要 ブルガリアで ブレジネフ書記長演説」
(読売新聞昭和41年11月16日朝刊3面)


「【モスクワ 大月特派員 十五日発】ソフィアのブルガリア共産党大会に来賓として出席中のブレジネフ・ソ連共産党書記長は、大会二日目の十五日午前あいさつに立ち、現状における「国際主義」の重要性を強調するとともに、十四日のジフコフ・ブルガリア共産党第一書記の発言を支持して「最近一連の友党が新たな共産党・労働者党の国際会議を開く条件がますます熟しつつあるとの見解を表明しているのは理由のないことではない」と言明した。
 同書記長は「現在では国際主義の原則こそが各党の路線の正しさを判定するための最も信頼すべき基準の一つだ」との大義名分論にたち、その点からベトナム支援の重要性を強調するとともに「せめてこの重要問題についてだけでも行動の統一を達成しようとする友党のあらゆる努力が、中国指導部によってきっぱり拒否されたことはきわめて遺憾である」と中国批判をくりかえした。
 中国文化大革命開始いらいブレジネフ書記長以下のソ連首脳がこのような明確な形で世界党大会開催の必要にふれたのははじめてである。このブルガリア党大会で直ちに国際会議開催について合意がはかられる見通しは薄いが、この大会をきっかけにして中国弾がいとソ連路線による国際共産主義運動の整理、強化を主目的とする世界党大会構想がにわかに表面におどりでたことはたしかである。」


しかし、中共に対するソ連の動きは慎重ですね。やはりベトナムの紛争の扱いをどうするか、ということが両者の世界戦略上で大きなウェイトを占めているためでしょうか。北ベトナムは中共への制裁は反対しています。戦時下の北ベトナムにとっては、ソ連からも中共からも援助を受けたいでしょうから、当然ですね。世界の注目は現在北ベトナムに集まっていますから、ソ連としても彼らの意向を無視することもできません。で、ブルガリア共産党を使ったりして真綿を首をしめるように中共非難の輪を少しずつ広げているように思えます。



「中国留学生が見たソ連の"墮落ぶり"」
(朝日新聞昭和41年11月16日朝刊3面)


「十五日の新華社電は、モスクワから北京に帰ってきた中国人留学生の報告として、次のようなソ連の悪口をズラリと並べている。
 クレムリンのおえら方どもは"小型アメリカ"として有名な、モスクワ郊外の別荘地帯に暮している。また黒海沿岸の避暑(寒)地に「淡水」「塩水」の二つのプールつき別邸を構えているものもいる。それにひきかえ、数多い一般の国民は"家なし"も同然の暮し。
 修正主義のソ連指導者たちは、堕落した映画や小説、果てはヌード写真などを国民、とくに若者たちに与えている。昼日中、売春婦が町をぶらついている場面も見られる。暴力事件、殺人は日常茶飯事。まじめな労働者が上司たちの"甘い生活"を批判したところ、クビにされたうえ、精神病院に放りこまれた。」


一方、中共側はソ連とちがって直球勝負で相手非難を繰り返していますな。



「EEC加盟で警告 ソ連、オーストリアに」
(読売新聞昭和41年11月16日朝刊3面)


「【ウィーン十五日=AFP】オーストリアを公式訪問中のポドゴルヌイ・ソ連最高会議幹部会議長は、十五日オーストリア側首脳との三時間にわたる第一回会議で「オーストリアがEEC(欧州共同市場)に加盟すれば、これは同国の政治的中立政策を危うくするおそれがある」と警告した。」


ソ連も、相手が中共でなければ直球勝負。オーストリアを脅してます。



「米のジェミニ計画終わる 12号、無事に着水 次は三人乗りアポロ計画」
(毎日新聞昭和41年11月16日夕刊1面)


「【ワシントン十五日中尾特派員】ジェミニ12号は十五日、大西洋上の予定地点に無事着水、米国はこれによって二十ヵ月にわたった一連のジェミニ計画を終了、月世界一番乗りをめざすアポロ計画に乗り出すことになった。グリソム、ヤング両飛行士を乗せた最初のジェミニ人間衛星船が打ち上げられたのは昨年三月二十三日、このあと宇宙遊泳に成功した4号、ソ連から長期飛行の記録を奪った5号、アジェナ標的衛星とのランデブー(宇宙結合)に成功した9号---とジェミニ計画は着実な足どりで発展、こんどの12号でオルドリン飛行士が初めてやりとげた二時間九分の宇宙作業を置きみやげに幕を閉じた。
 つぎのアポロ計画は、早ければ来年一月グリソム、ホワイト、シャフィーの三飛行士を乗せた有人飛行で本格的なスタートを切り、専門家筋の観測では、明年末また明後年中ごろまでには三飛行士が月へ着陸するアポロ9号の実験が行われる予定で、月旅行という人間の夢の実現が間近に迫ってきた。」


米国にとって厄介な問題になりつつあるベトナムはちょっと忘れて、景気いい話。いよいよ月旅行に向けた最終計画へ移行するようです。計画の旗振りをしていたケネディ大統領は暗殺されてしまいましたが、彼を継いだジョンソン大統領の在籍中に実現は果たして可能でしょうか。



「大麻買ったジョーンズ逮捕 黒人ドラマー」
(毎日新聞昭和41年11月16日夕刊7面)


「来日中のモダンジャズ演奏家アート・ブレーキーの外人ドラマーをめぐる大麻不正取引き事件を捜査中の厚生省関東信越地区麻薬取締官事務所は十五日夜、黒人ドラマー、エルビン・ジョーンズ(三九)を北海道帯広市郊外十勝川温泉笹井ホテルで、また、プロモーター「ニューJBC」代表取締役、斎藤延之助(三七)を、ともに大麻取締法違反の疑いで逮捕した。二人は大麻不法所持現行犯でさきに逮捕された一行の米国人ドラマー、トニー・ウィリアムス(二〇)の共犯関係を追及した結果、ドラム合戦の公演先だった静岡から名古屋へ向かう途中、特急「こだま」号の車内で、ジョーンズはウィリアムスから大麻約一グラム(五千円相当)を譲り受けて吸煙、斎藤はウィリアムスから同約二グラムを譲り受けたことがわかった。
 アート・ブレーキーはドラマー三人を含む七人で、一日に来日、全国各地を公演していたが、これでドラマー二人が逮捕され、さらに共犯者がいるものと同事務所では追及している。ジョーンズは国際批評家投票で連続三年第一位に選ばれた一流プレーヤーである。」


エルヴィン・ジョーンズといえば、なんといってもコルトレーンのグループでの活動が印象的。My Favorite Thingsなんかは傑作でしたねー。しかし、ドラマー二人がいなくなったら、『ドラム合戦』というフレコミがこの興業では使えなくなってしまいました。アート・ブレーキー師匠で一人合戦をするんでしょうか。師匠なら可能な気もしますが。



「本泥棒"専攻"のニセ東大生」
(朝日新聞昭和41年11月16日朝刊15面)


「東大生と称して盗んだ本を売りさばいていた男が十五日夜、東京・神田署につかまった。住所不定無職、F(二三)で、さる十日午後四時ごろ千代田区神田神保町明倫館書店から工学書三冊(七千百円相当)を万引したのをはじめさる九月はじめから神田周辺の書店で約五十冊の本を盗んだ疑い。
 Fは盗んだ本を別の本屋にもって行き、東大の学生証を見せて売っていたが、あまりひんぱんなので同町大屋書房で不審をもち神田署に通報。十五日午後六時ごろ同店に現れたところを神田署員につかまった。
 調ベに対して、Fは咋年秋まで千葉工大に在学していたが、発明にこって借金をつくりぶらぶらしているうち犯行を思いつき、これまでに盗んだ本で約三万円をかせいだといっている。学生証はさる九月にひろい、自分の写真をはりつけて使ったといっている。」


古本屋に本を売るとき、東大の学生証だったら少し割高になったりするんですかね?それにしても、こってた発明とはどんなものなんだろう。見てみたいですね。もしかしたら9月20日に紹介した中松氏の快挙に刺激されて発明をめざしたんでしょうか。それだったら、中松さんも罪な人ですな。



今日の殺伐




「修学旅行の50人乱闘 宮崎 東京と横浜の高校生」
(朝日新聞昭和41年11月16日朝刊15面)


「【宮崎】十五日午後八時ごろ、宮崎市、児童公園で、修学旅行で宮崎にきていた横浜市金沢区、私立横浜商工高二年生と東京都大田区、私立東京実業高校二年生合わせて約五十人が棒きれなどでなぐり合い六人が重軽傷を負った。近くの人の急報で宮崎署員がかけつけ、乱闘は約十分間でやんだが、横浜商工のI君(一七)が頭を五針樋う大けがで、市内の病院に入院し、宮崎署は血のついた長さ一、二メートルの棒きれなど三十二本を押収した。
 宮崎署の調べによると、両校は中学時代の同窓生が在校したり、同じ実業系の私立高校のためライバル意識も強かった。
 けんかの原因は、同日朝七時半ごろ、鹿児島・桜島見物のフェリーボートで両校生がいっしょに乗合わせた。ところが狭い通路で両校の生徒二人が肩がふれ合ったことから、横浜商工の生徒A(一六)が東京実業の生徒の腹をなぐりつけた。その場はおさまったが、宮崎にきて、なぐったAが和解を申入れたことを誤解した東京実業の生徒が集団で棒きれなどをもって公園に集りけんかになった。」


典型的な修学旅行エピソードを紹介しました。記事によると、両校とも九州一周の途中だったそうです。最近の修学旅行は贅沢ですなー。宮崎署は両校の引率の先生5人と、生徒三十人を取調中とのことですが、旅行中によく三十二本も棒きれを調達できましたな。やはり蛇の道はヘビで、修学旅行生に武器を売る『死の商人』が旅館街には存在しているんでしょうか?



「"暴力教室"番長グループ 先生にナイフで反抗 足立 八つの中学に広がる」
(読売新聞昭和41年11月16日朝刊15面)


「東京・足立区内の各中学校で"番長グループ"による暴行傷害事件が続発していることが、西新井大師焼失事件を捜査していた西新井署の調べでわかった。喫煙、盗みをはじめ、同級生へのリンチ、ナイフによる教師へのおどしなど暴力団のような凶暴さ。足立区内十二中学のうち八校にこの番長グループ非行事件が広がっており、この事実を知らされた足立区教委はことの重大さに驚き、来週中にも緊急中学校長を開き対策を検討するが、西新井署では学校の非協力、親たちの無関心がこの原因ではないかと強い不満をもらしている。
 西新井署の調べによると▽十月二十四日午後二時ごろ、A中学の英語の教師が便所でたばこをすっていた三年の生徒二人(いずれも十五歳)をみつけ注意した。二人は「表へ出ろ、ぶっとばしてやる」とナイフを出して反抗。教師は、二人を教室に連れていったが、あばれつづけて授業を妨害した。二人はその後、別の三年生二人と近所の果実店に深夜侵入、果実四千円相当を盗んで補導され、脅迫の事実がわかった。二人は、このほかにもさる九月、別の教師三人に「卒業までにやっつけてやる」とおどし、さらに別の教師には、欠席を注意されたとたん腹部をなぐって逃げたこともある。(中略)
 ▽先月二十九日にも十四歳の三年生が、登校途中ショウチュウ○・三六リットルを酒屋でかって寺の境内で飲み、教室で酔いがまわって、あばれ、西新井署に保護された。(中略)

 西新井署山崎岩雄少年係長の話
「グループの少年に呼び出しをかけると、五、六人がぞろぞろ現われ"なんの用だよう"とふてくされるなど、すなおさがまったくない。何とか少年グループの解体に持っていきたいが、ある学校では放課後でも校内に警官ははいってはいかんというなど、非協力的態度に泣かされる。親たちも無関心で子供が家を何日もあけても警察に捜してくれといって来たことがない」」


一つ上の高校生の修学旅行の決闘より、タチが悪そうな事例ですね。『ある学校では放課後でも校内に警官ははいってはいかんというなど、非協力的態度に泣かされる』とありますが、これだけ暴れられては先生だけでは対処できないんだから、警官でもなんでも中に入れなきゃしょうがないでしょうに。
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